今回の難読漢字クイズは…
「緑鳩」を何と読みますか?
鳴き声に特徴があります。
「緑鳩」の読み方のヒントは?
1.バードウォッチングでは大人気!
2.オリーブ色に黄色や褐色、美しい姿です。
3.季語では、三夏(5月下旬から7月上旬頃)にあたります。
正解は…
「アオバト」でした!
全長33cm前後のオリーブ色をした小ぶりの鳩です。
普段は森や林にいる野鳥なので、目にする機会は少ないかもしれません。
夏になると海へ海水を飲みに来る珍しい習性があります。
昔から日本で暮らす鳥なので、江戸時代に描かれた「百鳥図」にも載っていますよ。
緑色なので「緑鳩」を「ミドリバト」と読めば良さそうなものですが、古来日本の「アオ」は緑色も意味していたので「アオバト」と呼ばれています。
「緑鳩」の別名は?
「緑鳩(アオバト)」には多くの別名があり、その多くは「アーオーウーワー」という唸るような鳴き声に由来しています。
山鳩(ヤマバト):山に暮らす鳩だから
尺八鳩(シャクハチバト):鳴き声が和楽器の尺八に似ている
馬追鳥(ウマオイドリ):鳴き声が、馬を追うときに発生する人の声に似ている
魔王鳥(マオウドリ):鳴き声が「マーオー、マーオー」と聞こえる
ワウォウ(アイヌ語):鳴き声が「ワウォウ」と聞こえる