今日の難解漢字は、
「一縷」
「辣腕」
「現人」
「金亀子」
「慈姑」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「一縷」です!
- 2 「一縷」読み方のヒントは?
- 3 「一縷」読み方のもうひとつのヒントは?
- 4 「一縷」の読み方、正解は・・・
- 5 2つ目の漢字は「辣腕」です!
- 6 「辣腕」の読み方のヒントはコレ!
- 7 「辣腕」の読み方の正解は・・・・?
- 8 3つ目の漢字は「現人」です!
- 9 「現人」読み方のヒントは?
- 10 「現人」読み方のもうひとつのヒントは?
- 11 「現人」の読み方、正解は・・・
- 12 4つ目の漢字は「金亀子」です!
- 13 「金亀子」読み方のヒントは?
- 14 「金亀子」読み方のもうひとつのヒントは?
- 15 「金亀子」の読み方、正解は・・・
- 16 5つ目の漢字は「慈姑」です!
- 17 「慈姑」読み方のヒント!
- 18 「慈姑」の読み方、正解は…
- 19 まとめ
1つ目の漢字は「一縷」です!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/10/32ab90532830776c2da2a8b03330ba18.png)
「一縷」の「一」は(いち)という読み方で合っています。
実は「一縷」は気持ちを表せている言葉です。
そして他の言葉に言い変えると、最後の希望という意味です。
生活していくうえで、この緊張感が続くとストレスにもなり、そして適度な負荷にもなります。
実はよく使う事がある言葉ですが、間違って覚えている場合もあります。
「一縷」をあなたは読めますか?
「一縷」読み方のヒントは?
タイトルにもあるように、「いちまつ」ではありません。
しかし「いちまつ」と間違えて覚えている人が多いです。
そして「いちろ」でもありません。
「一縷」読み方のもうひとつのヒントは?
自分では精いっぱいやっているけど、奇跡が起こらない限り無理そうな時などに、
「いちまつの望み」にかけるのではないでしょうか?
しかし、本来いちまつの望みというのは不正解で
「一縷の望み」が正解になります。
意味はわかっても、読み方が想像できない人も多いかもしれません。
「一縷」の読み方、正解は・・・
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/10/貍「蟄苓ィ倅コ区枚荳ュ逕サ蜒・4560701_m-1.jpg)
正解は・・・
「いちる」
です!
よく間違って覚えている人が多い、
「一抹の望み」は「一縷の望み」が正解です。
「一縷」の望みは、わずかな希望という意味の時に使うので
プラスの面で使われる言葉です。
一方で「一抹」は本来、不安などのマイナス面を表せる時に使う言葉です。
一抹の不安や、一抹の心配がいつまでも消えない。
といった場合に使います。
いつの間にか両方が混ざってしまい、間違って覚えてしまったと言う人は
今からでも覚えておきましょう。
2つ目の漢字は「辣腕」です!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/12/ratuwan-e1640733070384.png)
今回の難読漢字は「辣腕」です。
「〇〇腕」というと、並外れた技術を持つ人などを「敏腕(びんわん)」と言うように、「何かに優れた人」を表すことが多いですよね。
今回の「辣腕」もこれと同じような感じでしょうか。
となると、1文字目の「辣」の字が読めないと先に進まないですが、この字、どかで見たことあるような・・・。
あ、いつも行くラーメン屋さんだ!
そう、これは「辣油(らーゆ)」ですね!
え?それじゃ「らーわん」?
・・・正解が遠くなった気がします・・・。
「辣腕」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント② 意味は「的確に何でもこなす人」です。
ヒント③ 「らーわん」ではありません。
「辣腕」の読み方の正解は・・・・?
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/12/maru_gazo-1.jpg)
正解は、「らつわん」です!
「辣腕」とは、「物事を躊躇(ちゅうちょ)することなく、的確に物事を処理する人」のことを言います。
「凄い腕の持ち主」ということで、「敏腕(びんわん)」と同じ意味で使われたりします。
ですが、「辣腕」の「辣」は、「辛辣」という言葉でも使われるとおり、本来は「辛い、むごい、厳しい」という意味のある漢字です。
そのため、どちらかというと「敏腕」が意味する「できる人」よりも、もっと冷酷に物事を進められる「できる人」がイメージに近いですね!
3つ目の漢字は「現人」です!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/04/dd1aae1845c074b986b3e0168ba38151.png)
「現人」と書いて、なんと読むか分かりますか?
そのまま(げんじん)ではありません!
「現」も「人」もどちらの漢字も、よく使われているだけに読めないのが悔しいですよね。
最大のヒントは「夢現」です!
さて、「現人」と書いてなんと読むでしょうか?
「現人」読み方のヒントは?
現実の世界に生きている人という意味です。
出家しないで俗世にいる人という意味もあります。
しかも、正気の人という意味なので、ほとんどの人が「現人」ですね。
現実の世界と夢の世界を行き来している事を「夢現」といいます。
寝ている時に話しかけられて「夢現で返事してしまって記憶がない」なんてことも。
そもそも、寝言に返事をするといけないって本当でしょうか?
「現人」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です!
もうひとつヒントを出すと、「夢現」は(ゆめうつつ)です。
さあ、もうわかりましたか?
「現人」の読み方、正解は・・・
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/11/appare-seikai.jpg)
正解は・・・
「うつつびと」
です!
「現を抜かす」なんていいますよね!
ぜひ、覚えておきましょう。
4つ目の漢字は「金亀子」です!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/05/783f939ac3099f3187cf53a8ed93c6a3.png)
「金亀子」と書いて、なんと読むか分かりますか?
かなたわしは「金たわし」です。ちなみにたわしは「束子」です。
金の亀の子と書いて、「金亀子」。
さて、なんと読むでしょうか?
「金亀子」読み方のヒントは?
夏にいる昆虫の事です。
この虫は金持ちなんだそうです。
金色を帯びた緑色の、金緑色(きんりょくしょく)や鈍い赤色などで、光に向かって飛んでくる昆虫です。
財布に入れておくとお金が溜まるんだそうですよ。
「金亀子 擲つ闇の 深さかな」(〇〇〇〇〇 なげうつやみの ふかさかな)なんて高浜虚子の俳句が有名ですね。
金持ちという所で分かったかも知れませんが、童謡に出てくる虫です。
「〇〇〇〇〇は金持ちだ 金蔵建てた蔵建てた 飴屋で水飴買つて来た」
という歌詞になります。
「金亀子」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です!
さあ、もうわかりましたか?
「金亀子」の読み方、正解は・・・
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/11/choufu-seikai.jpg)
正解は・・・
「こがねむし」
です!
「黄金虫」と書く方が有名ですが、ぜひ覚えておきましょう。
5つ目の漢字は「慈姑」です!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/05/toi_kanji_123.jpg)
「慈姑」
これ、何と読むかわかりますか?
とある食べ物の漢字なのですが…
さあ、あなたは何と読みましたか?
「慈姑」読み方のヒント!
「慈姑」は、とある野菜の名前です!
スーパーなどではなかなか見かけませんが、
関西を中心におせち料理に使われるため、
年末には見かけたことがあるかも?
さて、読めたでしょうか?
「慈姑」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「くわい」
です!
「慈姑」は、
「中国原産のオモダカ科の水性野菜」のことです。
見た目は里芋のように丸く、芽が長く伸びているのが特徴です。
栽培されているのは、世界中で中国と日本のみなので、
世界的に見るとレアな野菜ですね。
ちなみにおせち料理に使われるのは、縁起物だからですよね。
慈姑がなぜ縁起物になったのかというと、
その芽が長く伸びている様子を「芽出たい」と縁起を担いだから!
ほかにも勢い良く芽が出るため、出世の象徴とも考えられています。
日本ではおせち料理のイメージが強いですが、
中華料理では一般的な食材。
シャキシャキとした食感は、炒め物やあんかけ料理にぴったりですよね。
知っている野菜なのに、漢字はなかなか知られていない「慈姑」。
しっかり覚えてスマートに読めるようになりましょう!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!