「葛籠」は、そのまま読むと「葛(くず)籠(かご)」ですよね。
「くずかご」ってもしかしてゴミ箱の事・・・?
残念ながら、違います!
読み方も、「くずかご」ではありません。
何と読むのかさっそく見ていきましょう!
「葛籠」の読み方のヒントは・・・?
「くずかご」とは読まないものの、「葛」でできた「籠」だというのは合っています!
そして、昔話に出て来る道具だというのも大ヒント。
読み方は、ひらがなで「〇〇〇」の3文字です。
まだピンと来ていない人には大・大・大ヒント!
『舌切りすずめ』のお話を思い出してくださいね。
「葛籠」の読み方の答えは・・・
正解は、「つづら」でした!
『舌切りすずめ』の中で、大きな葛籠(つづら)と小さな葛籠(つづら)を選ぶシーンがありますよね。
「葛籠」はもともと、丈夫で加工がしやすい「ツヅラフジ」のつるで編んだ籠を「葛籠(つづら)」と呼ぶようになりました。
「葛」という漢字は、1文字だけだと「くず」または「かづら」と読むことができるのです。
やがて原料が竹などに変化しても、名前だけは「葛籠(つづら)」のままというわけなんですね。
あなたは大きな葛籠と小さな葛籠、どちらを選びますか?
最後までお付き合いいただきありがとうございました!