今日の難読漢字は、
「祝言」
「場末」
「世迷言」
の3問です!
かなり難易度が高い3問ですが、心の準備はいいですか?
目次
難読漢字1問目は「祝言」
「祝言」という言葉が難読漢字なんて信じられない!
楽勝!
そういう人も多いかもしれません。
でも、「しゅくげん」でも「しゅくごん」でもありませんよ。
そう言われると、何と読むのかわからない人でもいるのでは?
さっそく見ていきましょう!
「祝言」の読み方のヒントは?
それでは、ヒントです!
「祝言」の読み方は、ひらがなで「〇〇〇げん」です。
つまり、「祝」と「言」のうち、「祝」の読み方が問題になるわけです。
そこで大ヒント!
「祝」は、音読みで次のような読み方をします。
シュク
ショ
チョ
シュウ
さあ、どの「祝」の読み方を当てはめればいいでしょうか?
考えてみてください!
「祝言」の読み方の答えは・・・
正解は、「しゅうげん」でした!
「祝言(しゅうげん)」とは、漢字の通り「祝いの言葉」を意味する言葉です。
賀詞や祝辞、祝詞と同じ意味です。
さらに、「結婚式」という意味や「祝儀」という意味で使われる場合もあります。
「祝」を「シュウ」と読むのは珍しいですが、「祝言」の他にも「祝着(しゅうちゃく)」や「祝儀(しゅうぎ)」など、「シュウ」と読ませる単語はたくさんあります。
簡単そうで、実は正しい読み方が分かっていない漢字もあるものです。
この機会に正しく覚えられたらいいですね。
難読漢字第2問は「場末」
「場末のバー」「場末の酒場」なんてよく目にしますが・・・
「ばまつ」?「じょうまつ」?
実は何て読むのかあいまいなままの人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「場末」の正しい読み方を覚えてスッキリさせましょう!
「場末」の読み方のヒントは・・・?
それでは大ヒントです。
「場末」の読み方は、ひらがなで「ば〇〇」の3文字です!
つまり、「場(ば)」ではなく「末」の読み方が問題なんですね。
「末」の読み方は、「まつ」の他に何と読むでしょうか?
「末恐ろしい」や「末娘」など・・・
もう分かりましたよね?
「場末」の読み方の答えは・・・
正解は、「ばすえ」でした!
ここからは、場末の意味についてもはっきりさせましょう。
「場末の酒場」などというと、「さびれた」「粗末な」といったイメージがありますよね。
「場末(ばすえ)」とは、次のような意味があります。
- にぎやかな街の繁華街・中心街から離れた場所
- 寂しい・落ちぶれた雰囲気
- 粗末な環境
マイナスイメージが強い「場末」は「場末の女」などと人に対しても使われますが、他人に対して使うのは失礼に当たります。
ただし「場末」は、「落ち着く」「安心する」といったプラスの意味にも使われます。
難読漢字、最終問題は「世迷言」
「世迷言」は、パッと見で「迷信(めいしん)」と似ていますよね。
「よめいげん」?それとも「せまよいごと」?
実は、読み間違いが多いことで知られる漢字なんです。
何と読むのかさっそく見ていきましょう!
「世迷言」の読み方のヒントは・・・?
「世迷言」は漢字3つからなる言葉です。
「世」を「せ」と読むか?「よ」と読むか?
「迷」を「めい」と読むか?「まよ(い)」と読むか?
「言」を「げん」と読むか?「ごん」と読むか?
以上の組み合わせで答えが導き出せそうですね。
ここで大ヒント!
「世迷言」の読み方は、ひらがなで「よ〇〇ごと」の5文字です。
つまり「世」は「よ」、「言」は「ごと」と読むわけです。
さあ、あとは「迷」の読み方だけですね!
「世迷言」の読み方の答えは・・・
正解は、「よまいごと」でした!
「迷」を「めい」と読むか?「まよ」と読むかが問題になっていましたが、実はどちらも違って「まい」と読むわけです。
「まい」という読み方は思いつかないかもしれませんが、「迷子(まいご)」も「まい」と読ませていますよね。
ちなみに「世迷言(よまいごと)」は、愚痴や不平・不満を独りごとでつぶやくことを言います。
実は、「よまいごと」と正しく読める人は約6割、3割は「よまよいごと」と間違えて読むという調査結果があるそうです。
正しい読み方を覚えましょう!