今日の難解漢字は、
「沖する」
「韮」
「大舞台」
「大鮃」
「鷹揚」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「沖する」です!
漢字クイズのお時間です。
「沖する」という漢字、読むことができますか?
また、この言葉の意味を答えられますか?
「沖縄」や「沖合(おきあい)」といった単語で見慣れた「沖」という漢字ですが、普段の読みとは少し異なった読み方をします。
いかがでしょうか?
「沖する」の読み方のヒントは?
難読漢字を読む際、字面の難しさやとっかかりのなさに立ち止まってしまうことも多々あるでしょう。
そうした際には「漢字の一部を読んでみる」ことをおすすめします。
例えばこの「沖」という漢字の場合、単体で読むことができる部分は「中」です。
この「中」という漢字の読み方をたどってみましょう。
正解は…
正解は…
ちゅうする
でした!
「中」から「ちゅう」という読みを連想できれば読めたかもしれません。
そして「沖する」という言葉は、「高く立ち上る」ことを示します。
「煙が沖する」のように使います。
ぜひ覚えてみてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
2つ目の漢字は「韮」です!
難読漢字クイズのお時間です。
今回の漢字はこちら。
「韮」という漢字です。
なんというか…ずっと見ていると漢字ではなくなにかの記号に見えてきそうですね…。
実はこれ、みなさんにも馴染みのある植物、もっと言うと野菜の名前なんです。
ヒントもお出しするので、ぜひ考えてみてください!
「韮」の読み方のヒントは?
この漢字が示す野菜はさまざまな料理に使われますが、代表的なものを挙げるとするなら餃子やもつ鍋でしょうか。
小さい頃はネギとの区別がつかなかった人も多いのではないでしょうか。
もう分かってしまいましたか?
それでは正解の発表です。
正解は…
正解は…
にら
でした!
静岡県には、韮山(にらやま)という地名もあるので、そこからこの漢字を知った人もいるかもしれません。
意外と使われる漢字なのでこの機会に覚えておくとよいでしょう。
それにしても、にらが入った料理ってなんであんなに美味しいんでしょうね…。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
3つ目の漢字は「大舞台」です!
「大舞台」と書いて、なんと読むでしょうか?
自分がいつも読んでいるのは(おおぶたい)なのか、(だいぶたい)なのか。
実は、舞台によって読み方が変わる漢字です。
あなたが、読んでいるのはどっちでしょうか?
「大舞台」(おおぶたい)と読むのはどんな時?
実は、歌舞伎や能、狂言や日本舞踊などの古典芸能の大きな舞台の事を(おおぶたい)と読みます。
他にも、スポーツ選手や俳優が日ごろの成果を見せる、晴れの場や活躍の場としても使いますが
基本的には、日本の伝統的な芸能で大きい舞台に立つことを(おおぶたい)と言います。
では、どのような時に(だいぶたい)と読むのかも説明していきます。
「大舞台」(だいぶたい)と読むのはどんな時?
スポーツなどの大きい試合などのことを基本的に(だいぶたい)と読みます。
野球で言うと、MLBなどの世界リーグなどがそうです。
サッカーや陸上、アイススケートなどオリンピックも大舞台ですね。
大舞台に立つために、みんな毎日頑張っています!
では、基本的にはどちらで読めばいいでしょうか?
「大舞台」の読み方、正解は・・・
基本的には
「おおぶたい」
が正解です!
しかし「だいぶたい」も慣用読みなので、
「だいぶたい」と読んでも間違いではないですよ。
ぜひ、覚えておきましょう。
4つ目の漢字は「大鮃」です!
これまた読めそうで読めない漢字が出題されましたね・・・。
2文字目はお寿司屋さんでもお馴染み、「鮃(ひらめ)」です。
その「鮃」が「大きい」んですから、「おおひらめ」と読みそうになりますが、残念ながら違います。
あるいは、釣り好きの人からすれば「大きい鮃」はその姿形から「ざぶとん」なんて呼んだりしますが、それも違います。
・・・ということで、これは完全に「独特の読み方」になる流れになってきましたが、分かりますでしょうか??
「大鮃」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇う」の4文字です。
ヒント② 「鮃」ではなく、実は「カレイ」の仲間です。
ヒント③ 最初の文字は「お」です。
「大鮃」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「おひょう」です!
「大鮃」とは、「大きな鮃」・・・ではなく、「大きなカレイ」ですwww
その名のとおり、体が大きいことで知られている海水魚ですが、驚くことなかれ、なんとその体長は2~3mにもなり、体重は200kgを超える「超大型のカレイ」なんです!
さらに、普通の「カレイ」や「鮃」と同じく「大鮃」も大変美味しく、刺身やフライ、ムニエルなどで食されています。
美味しい高級魚がこんなに大きいと、食べる側としてはすごい幸せな気分になりますね!
5つ目の漢字は「鷹揚」です!
「鷹揚」って何て読むか分かりますか?
(たかば)ではありません。
(たかあげ)でもありません。
人柄を表す時に使う言葉です。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「鷹揚」の読み方のヒントは?
「鷹揚」の意味は「小さなことにこだわらず、ゆったりとしている様子」です。
「鷹が何も恐れず大空をゆったりと飛んでいる様子」から転じて、人の性質や態度を表すようになりました。
«例文»
- 彼女はいつも鷹揚としている。
- 彼は鷹揚で、優しく、素敵な青年だ。
何と読むか分かりましたか?
「鷹揚」の読み方、正解は……
正解は……
「おうよう」
です!
「鷹揚」と発音が似ていて、意味が似ている言葉に「大様」(おおよう)があります。
「大様」も「小さなことにこだわらず、せこせこしない様子」を表しますが、「大雑把な」といったマイナスのイメージも持っていますので、使い方には注意して下さい。
「鷹揚」は「こころに余裕があって、上品な様子」というイメージを持って使う言葉です。
「鷹揚」と「大様」はニュアンスの違う言葉ですので、混同しないように気をつけましょう。
鷹揚とした心を持った、器の広い人って憧れてしまいますね。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!