今回は「倫敦」「海扇」「蝦蛄」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「倫敦」
そのまま読むと、「りんとん」ですが、訓読みにすれば誰かの名前のようにも見えますね。
でもこれは、偉人などの名前ではありません。
倫理の「倫」は「人が修め、守るべきみち」のような意味があり、「敦」には「手厚い」のような意味があります。
この2文字の組み合わせだと、何か大切な教えのようにも思えてきますが、正解はどうでしょうか!?
「倫敦」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは都市の名前です。
ヒント➁ 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント③ バッキンガム宮殿があるところです。
「倫敦」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ロンドン」です!
「ロンドン」といえば、世界史などでも習った「産業革命」がヨーロッパでいち早く起こったイギリスの首都です。
「ロンドン」は歴史的にも古く、世界文化遺産がなんと4つもある都市ということを知っていましたか?
どれもとても有名ですが、ロンドン塔、キューガーデン、ウェストミンスター宮殿、グリニッジ。
このグリニッジは天文台があった場所として登録されていますが、皆さんご存じ、世界地図の緯度(縦の線)の始まりの場所。
このことから、「ロンドン」は今も昔も名実ともに「世界の中心」といっても過言ではありませんね!
2問目はこの漢字!「海扇」
シンプルに「海の扇」と書く「海扇」。
ビーチで使う「扇」といえば、リゾート地にあるような大きな葉っぱの形をした団扇のようなものでしょうか。
昔の壁画などで、召使が主人を扇いでいる様子を描いたものが多いですが、あんな感じをイメージしてしまいますね!
ただ、今回はずばり「扇」とは関係ありません・・・。
一般的には漢字を使わないのでピンときませんが、好きな人も多いアレです!!
「海扇」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 通常はカタカナ表記します。
ヒント➁ 「〇〇〇がい」の5文字です。
ヒント③ これは貝です。
「海扇」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ほたてがい」です!
まさに「ホタテ」の形は「扇」そのもの。
今回は当て字で「海扇」と書いて「ホタテ」または「ホタテ貝」と読みます。
お寿司屋さんでもお刺身でも、みんな大好きな「海扇」。
そのまま生で食べるも良し、バター醤油で焼いても良し、海鮮料理に使うも良し、どんな風にしても美味しい、まさに貝の王様!
「扇」であおぐべきなのは、人じゃなくて「海扇」の方!?
最後はこの漢字!「蝦蛄」
「蝦蛄」という言葉は、普段あまり見かけないですよね・・・。
しかも、どちらも「虫へん」がついてるし、2文字目にいたっては「古」という字が入っていることから「古代からいる虫」の気がしてなりません・・・。
私は昆虫が苦手なので、古代から姿形を変えずにいる虫といえば、「ゴキ〇リ」のようなものを想像しちゃうんですが、「蝦蛄」はどうでしょうか。
1文字目は「エビ」とも読めますので、できれば食用の美味しいものでお願いします・・・。
「蝦蛄」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント② お寿司のメニューとしても定番です!
ヒント③ 最初の文字は「し」です。
「蝦蛄」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「しゃこ」です!
「蝦蛄」とは、お寿司のネタとしても定番の「エビに似た甲殻類」のことです。
お寿司の上に乗っている姿しか見たことがない人も多いと思いますが、実物の「蝦蛄」はエビにも見えるけど・・・といった感じでしょうか。
一言でいえば、「ハサミのないザリガニやエビ」なんですが、悪く言うと「ゲンゴロウ」的な感じもします・・・。
ですが、その見た目とは裏腹に、エビなどと同じ甲殻類ということもあってすごく美味しいです!
今度お寿司屋さんに行ったら注文決定です!