今日の難解漢字は、
「鯑」
「適宜」
「艶美」
「軒下」
「坩堝」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「鯑」です!
- 2 「鯑」の読み方のヒントはコレ!
- 3 「鯑」の読み方の正解は・・・・?
- 4 2つ目の漢字は「適宜」です!
- 5 「適宜」の読み方のヒントはコレ!
- 6 「適宜」の読み方の正解は・・・・?
- 7 3つ目の漢字は「艶美」です!
- 8 「艶美」読み方のヒントは?
- 9 「艶美」読み方のもうひとつのヒントは?
- 10 「艶美」の読み方、正解は・・・
- 11 4つ目の漢字は「軒下」です!
- 12 「軒下」読み方のヒントは?
- 13 「軒下」読み方のもうひとつのヒントは?
- 14 「軒下」の読み方、正解は・・・
- 15 5つ目の漢字は「坩堝」です!
- 16 「坩堝」読み方のヒント!
- 17 「坩堝」の読み方、正解は…
- 18 まとめ
1つ目の漢字は「鯑」です!
魚へんに〇〇と書くこの字、いわゆる魚の名前シリーズでお馴染みですが、「希望の魚」と書く「鯑」、何と読むか分かりますか?
何かの魚の名前とも想像できますが、そのままずばりの魚ではありません。
次のヒントを基に考えてみましょう!
「鯑」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは魚の名前ではありません。
ヒント➁ お節料理には必ず出てくる、お酒のつまみとしても最高です。
ヒント③ 噛むと「こりっこりっ」と小気味よい音がします。
「鯑」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「かずのこ」です!
「かずのこ」といえばニシンの卵を塩漬けにした「数の子」と書く、あの食べ物です。
一般的には卵の多さから「数の子」という表記をしますが、「鯑」という1文字でも表記します。
食通で有名な北大路魯山人も、「数の子は塩漬けや生よりも一旦干した物を水で戻したものが美味い、数の子に他の味を染込ませてはならない」と書き記しているほか、「音を楽しむもの」としています。
ビールのおつまみとしても最高な鯑、お酒好きはついつい飲み過ぎてプリン体を気にしている人も多いのではないでしょうか?
痛風の大敵であるプリン体は、魚卵などに多く含まれていますが、実はこの鯑はプリン体が少ないことをご存じでしょうか。
美味しくてお酒のつまみとしても最高の鯑、プリン体も少ないと分かればこれはもう食べて飲みまくるしかありません!
2つ目の漢字は「適宜」です!
「適宜」という言葉は、日常生活でも使いますし、テレビでもよく耳にする言葉です。
漢字としてもよく見ているはずなのに、いざ正しい読み方は?と聞かれると答えに窮してしまう「適宜」。
これは常識問題でもありますので、知らないと少し恥ずかしいかも・・・。
あ、ちなみに「てきせん」と読んでしまった方は不正解なので、ヒントを見ながら正しい読み方を覚えてくださいね!!
「適宜」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント② 「てきせん」は間違いです。
ヒント③ 同じ意味の言葉は「随時」になります。
「適宜」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「てきぎ」です!
「適宜」とは、「ほどよく」や「その時々の状況に合わせて」という副詞になります。
のらりくらり、と言えば軽くなってしまいますが、その時々の状況に応じて臨機応変に対応できる様は、まさに百戦錬磨の猛者に相応しい、カッコいい言葉でもあります。
ですが、実際に日常生活で使われている例をみると、「適宜、休憩してください」や「ホームページに適宜情報を掲載する」などというものが多く、「自分の能力でどんな荒波も乗り越える」ような意図は感じられないのも事実です。
こういう時でも、「適宜」自分の頭を柔らかくして、多面的に考えましょう!
3つ目の漢字は「艶美」です!
「艶美」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんとなく、キラキラした美しさというイメージで合っています!
でもなんと読むか分かりますか?
「艶美」読み方のヒントは?
あでやかで美しいことという意味です。
つややかでなまめかしいこと、またはその様子なので縁がない人はトコトン交わることが無い世界ですね。
しかし、逆に艶美な世界にはまった人は艶美な世界にはまり続けることに。
地味か派手かと問うなら、断然派手に入ります。
艶美な服装といえば、ステージやキャバクラ、結婚式ですかね。
真逆で言えばナチュラルでしょうか。
決して自然体ではありません。
「艶美」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です!
妖艶はなんと読みますか?
美人はなんと読みますか?
さあ、もうわかりましたか?
「艶美」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「えんび」
です!
艶美といえば、なまめかしい、セクシーというイメージです。
ぜひ、覚えておきましょう。
4つ目の漢字は「軒下」です!
最近はスタイリッシュな家が増えて、「軒下」のある家を見かけることが少なくなってきました。
田舎に行くほど大きな軒下がありますが、これは建築基準法が深く絡んでいるためで、家が古いという訳ではありません。
軒下の無い家も、シンプルでカッコいいと思いますが、雨漏りのリスクなどを考えるとあった方がいいようですね。
さて、「軒下」と書いてなんと読むでしょうか?
「軒下」読み方のヒントは?
「軒下」とは屋根の下という事です。
もちろん、家の中ではなく家の外側に付いている屋根です。
家から突き出している部分の事です。
縁側のある家だと軒下を大きく取っている家も多いでしょう。
他にも軒下が広いと、雨でも洗濯物を干せたり、夏には椅子やテーブルを置いて夕涼みしたりとなかなかに快適な空間になります。
日差しをよけてくれるという意味でも、家を守ってくれるのが「軒下」です。
なんとなく何のことかわかりましたでしょうか?
「軒下」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「軒下」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「のきした」
です!
大きな軒下のある家に少し憧れてしまいます。
ぜひ、覚えておきましょう。
5つ目の漢字は「坩堝」です!
「坩堝」
これ、何と読むかわかりますか?
社会科の勉強で聞いたことがあるはずのこの言葉。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「坩堝」読み方のヒント!
「坩堝」は、本来の意味から転じた意味がよく知られています。
もっともよく聞くのが、冒頭にも書いた社会科の勉強。
「アメリカは人種の坩堝」と言われているのですが…
さて、読めたでしょうか?
「坩堝」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「るつぼ」
です!
「坩堝」とは、
本来「物質を強く熱するのに用いる耐熱性の容器」を表す言葉です。
それが転じて現代では
「種々のものが混合している状態や場所」や「混合・融合させるもののたとえ」
として使われています。
ヒントにも出した「アメリカは人種の坩堝」という言葉も
「さまざまな人種の人々が暮らしている国」という意味で使われています。
現在では「坩堝」という表現よりも
「混ざり合わずにそれぞれが存在している」という意味合いの強い
「人種のサラダボウル」という言い方が一般的になっています。
「坩堝」は、ほかにも「熱気に満ちあふれている状態」のたとえにも使われます。
「ライブハウスが興奮の坩堝と化した」などで使われますよ。
意味も含めて覚えておいて、スマートに読めるようになりましょう!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!