漢字読み講座

「醶い」は何と読むでしょう?「酷い(ひどい)」ではありません!最近よく使われる若者言葉の1つです!

「醶い」は、「酷い(ひどい)」と間違われやすい漢字です。

でもよく見ると違う漢字だと分かりますよね。

昔からある漢字ですが、実は近年、若者言葉としてよく使われている言葉でもあるんです!

さっそく読み方を探っていきましょう。

「醶い」の読み方のヒントは・・・?

それでは、「醶い」の意味をヒントにします!

「醶い」は平安中期から「アクが強く喉がいがらっぽい感じがする」という意味で使われている古い言葉の1つです。

さらに江戸時代頃になると「きつい」「厳しい」という比喩的用法でも使われるようになりました。

読み方はひらがなで「〇〇い」の3文字です!

さあ、分かりましたか?

「醶い」の読み方の答えは・・・

正解は、「えぐい」でした!

平安中期から使われ、江戸時代頃には意味が拡大してきた「醶い(えぐい)」ですが、最近若者の中で「ヤバい」と同じようなニュアンスで「エグい」と使われていますよね。

言葉は時代によって変化したり、意味がプラスされたりすることが分かります。

現在使われる「エグい」を「喉のいがらっぽい感じ」だと解釈していると笑われてしまうかもしれません・・・

難しいですね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!