「逆張り」って、最近よく見かける言葉ではないでしょうか?
ただ、「さかばり」なのか「ぎゃくばり」なのか、読み方が毎回曖昧なままだという人も多いのではないでしょうか。
今回は、何と読むのか?どういう意味で使う言葉なのか?
はっきりさせましょう!
目次
「逆張り」の読み方のヒントは・・・?
「逆張り」の読み方はずばり、「さかばり」か「ぎゃくばり」か、どちらかが正解です!
さあ、どちらだと思いますか?
「逆張り」の読み方の答えは・・・
正解は、「ぎゃくばり」でした!
この言葉を最近よく聞くと思われている人が多いと思いますが、実は株式取引の用語として古くから使われている言葉なんですよ。
株価が上昇中に株を売り、株価が下落中に買う手法の事です。
「逆張り(ぎゃくばり)」の反対語は「順張り(じゅんばり)」と言い、株価が上昇中に株を買い、下落中に売る手法を言います。
この株式取引の用語とは別に、近年では「世間一般に言われている事柄のあえて逆のことを主張して、暗に自分は世間一般とは違う人間なんだとアピールする」ことを「逆張りする」「逆張りオタク」などと呼ぶようになっています。
いわゆるネット用語ですね。
「逆張り」という言葉の由来とは?
「逆張り」という言葉の由来については、明確な説明が存在しないため諸説あります。しかし一般的には、英語で「contrarian」という言葉が由来とされています。
この言葉は、他者と異なる見解を持ち、反対意見を表明する人々を表します。
そのため、「逆張り」は、世間一般には認められている常識や主流の考え方に反対して、新しい見解やアプローチを提案することを指すようになりました。
「逆張り」の意味や使い方について解説
「逆張り」とは、従来の考え方や流行りに流されることなく、逆に自分なりの考えや行動をとることを指します。
商品やサービスの宣伝広告、マーケティング戦略、ビジネスの戦略など、様々な場面で活用されています。例えば、あえて商品の欠点を強調し、それを逆手にとって売り込む手法などが挙げられます。
そのため、「逆張り」は、個性的で斬新なアプローチをすることで注目を集める効果があり、ビジネスシーンで有効に活用されています。
「逆張り」が日本語においてどのように定着したのか?
「逆張り」が日本語において広く認知されるようになったのは、1980年代に起こった「ソフトウェア革命」の影響が大きいとされています。
この時期には、新しいアイデアやテクノロジーに取り組むエンジニアたちが「逆張り」を積極的に活用し、独自のアイデアや製品を生み出しました。
その後、マーケティングや広告などの分野でも、「逆張り」が注目され、定着することになりました。
「逆張り」が注目されるようになった背景とは?
「逆張り」が注目されるようになった背景には、競争の激化やグローバル化が挙げられます。
同じような商品やサービスがあふれる中で、個性的で差別化されたアプローチが求められるようになったため、企業やマーケティング担当者は、より斬新で目立つ戦略を模索する必要が生じました。
そのため、「逆張り」は、伝統的なマーケティング手法に比べ、個性的で印象に残りやすい手法であることから注目を集めるようになりました。
「逆張り」がもたらす効果と日本語における認知度について考察
「逆張り」を取り入れることで、商品やサービスの差別化が図れ、競合他社との差別化ができるようになるため、市場での存在感をアップさせることができます。また、消費者には新しい価値観や刺激を与え、印象に残りやすく、ブランドの浸透にもつながります。
日本語においても、「逆張り」は広く認知され、ビジネスシーンだけでなく、日常生活の中でも活用されるようになっています。しかし、誤用されることも多く、「逆張り」を取り入れること自体が目的化されてしまうケースもあるため、適切な使い方に注意が必要です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!