漢字読み講座

「古文書」「偶に」「若しも」これら3つの漢字の読み方がわかりますか?

今回は「古文書」「偶に」「若しも」です。

見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読めますか?

1問目はこの漢字から!「古文書」

「古文書」読み方のヒントは?

昔の文章、昔の本という意味合いの言葉ですが、

そのまま「こぶんしょ」でもいいのですがもっと違う読み方があります。

「文」という文字は、

「あや」と読んだり、「ふみ」と読んだり色々な読み方ができる漢字です。

とはいえ、「こあやしょ」でもありません。

「古文書」の「文」の読み方のもうひとつのヒントは?

子どもの頃の、メジャーな習い事のひとつにヒントがあります。

そして同じく、子どもの頃に女の子が夢中になっていたセリフにもあります。

「古文書」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

 

「こもんじょ」

です!

 

やっててよかった習い事や、魔法をかける時の呪文など、

大人になると「文」の読み方が限定されてくるので忘れてしまいがちな読み方です。

 

古文書は、古い文書という意味合いで使われており、実際に見かけるのは美術館や博物館くらいでしょうか。

思わず口に出てしまうのは、「こぶんしょ」なので、誰かと古文書を見に行く時には気を付けましょう。

2問目はこの漢字!「偶に」

「偶に」と書いて、なんと読むか分かりますか?

偶然の偶ですが(ぐうに)じゃありません。

もちろん、(まれ)でもありません。

まれに、は「」です。

稀は、ほどんとなく、非常に少ない様子です。

稀よりも、もう少し頻度が高いことを表す漢字です。

さあ、なんと読むでしょう?

「偶に」読み方のヒントは?

思い出したように、ふらっと行ってみるなど

生活の中でも自分が行っている様子の事です。

英語にすると「sometime」です。

sometimeは時々という意味合いもありますが、時々よりももう少し頻度の低い事です。

「偶に」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇に」です。

滅多にしないことだから家族にありがたがられるなんてこと、ありませんか?

さあ、「偶に」の読み方はもうわかりましたか?

「偶に」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「たまに」

です!

滅多に手伝いをしないと、偶にした時にありがたがられますよね。

家族の手伝いは偶にじゃなく、もっと頻繁に行う方がいいかも知れません。

ぜひ、覚えておきましょう。

最後はこの漢字!「若しも」

「若しも」なんて、絶対読めない!今まで一度も使ったことのない言葉のはず!

・・・って思う人も多いはずのこの漢字。

でも、実は違うんです!

「若しも」は、皆さん日常的に使っている言葉なんですよ。

さっそく見ていきましょう!

「若しも」の読み方の答えは・・・?

「若しも」の意味がヒントです!

  • まだ現実に起こっていないことを想像する、想定する様子。
  • 確実ではないものの、十分起こり得る事柄。

さらにヒント。

  • 類義語は、「もしや」「ひょっとすると」「あるいは」。
  • 読み方は、ひらがなで書くと「〇しも」の1文字。

さあ、分かりましたか?

「若しも」の読み方の答えは・・・

正解は、「もしも」でした!

普段からよく使う言葉ですよね。

ちなみに、「もしも」という言葉は、「もし」を強めた言い方なんですよ。

「もし」と「もしも」を使い分ける人は少ないのではないでしょうか?

「若しも」の読み方と合わせて覚えておきましょう。

ちなみに「若しくは」の読み方は・・・

同じく「若」の漢字を使う言葉に「若しくは」があります。

読み方は・・・もうお分かりですよね?

もしくは」です!

この言葉も日常的に使うので、漢字も覚えておきましょう。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

ABOUT ME
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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!