漢字読み講座

「羊羹」「鯡」「幼気」これらの読み方は?【難読漢字に挑戦!】

今回のお題は「羊羹」「鯡」「幼気」です。

どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…

あなたには全て読むことができますか?

1問目はこの漢字から!「羊羹」

1文字目は誰もが知っている「羊」。

夜、眠れないときに数えるフワフワ・モコモコした可愛い動物ですね。

 

2文字目はなんだか見るからに難しい漢字で、何と読むのか分からない・・・。

 

でも、「羊」という字が入っている以上、何かの動物か羊毛を材料とした何かと予想できますが、いかがでしょうか?

 

普段、買い物をしている人ならば分かるはず!

 

「羊羹」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。

ヒント② これは和菓子です。

ヒント③ 「羊」の部分はそのまま「よう」です。

 

「羊羹」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「ようかん」です!

 

「羊羹」とは、甘くて美味しい和菓子を代表する食べ物ですね!

 

一般的には、小豆を主体とした餡を型に流し込み、寒天で固めて作られます。

 

お店によっては、白餡を使ったり抹茶や栗を混ぜて見たり、バリエーションが豊富なのも高ポイントです!

 

・・・なんだか甘いものが欲しくなってきました。

おやつは「羊羹」と緑茶に決定ですね!

2問目はこの漢字!「鯡」

魚類を表す定番の漢字といえば、1文字で「魚へん」+「何かの漢字」ですね。

 

今回は「鯡」ですが、右側をよく見ると「非」です。

訓読みにすると「非ず(あらず)」となり、否定の言葉を意味しますが、これって「魚だけど魚に非ず」ということでしょうか??

 

とすると、魚類ではなく魚に似た動物や昆虫?とも思ってしまいますが、どうでしょうか。

 

ヒントも参考に、「魚なのか魚ではない」のか、一緒に見極めていきましょう!

 

「鯡」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。

ヒント② これは魚で、「春告魚」とも呼ばれます。

ヒント③ 最初の文字は「に」です。

 

「鯡」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「ニシン」です!

 

「鯡」とは、春先になると産卵のため沿岸に帰ってくる魚で、このことから「春告魚(はるつげうお)」と呼ばれる魚です。

 

食用としても広く親しまれていて、塩焼きやフライに始まり、コンブで巻いて煮締めた「こぶ巻き」のほか、お正月に食べる「カズノコ」も「鯡」の卵として有名ですね。

 

ちなみに、「鯡」の「非ず」の部分は「成魚に非ず」という意味があり、「魚に非ず」ではないので、併せて覚えてしまいましょう!

最後はこの漢字!「幼気」

「幼気」と書いて、なんと読むか分かりますか?

多くの人が(おさなげ)と読んでしまいますが、正しくは違います。

(おさなげ)は幼げです。

でもイメージは合っていると思います。

本来の読み方はおさなげよりもより無垢なイメージで、よく聞く言葉だと思います。

さて、「幼気」と書いてなんと読むでしょうか?

「幼気」読み方のヒントは?

「幼気」は、痛々しく、いじらしいさま、幼くてかわいいさまという意味です。

純粋、無垢であるからこそ、必死の頑張りが見る人の心に染み込みます。

幼気な少年・少女が頑張っていると胸を撃たれます。

「幼気な子」とは、心が痛むほどかわいい子という意味です。

可愛すぎて、胸がキュンとしてしまうほど可愛い子ども、いますよね!

話しても可愛い、歌っても可愛い、動いても可愛い、何をしても可愛い子どものことです。

「幼気」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇」です!

もうひとつヒントをいうと「〇〇〇け」です。

さあ、もうわかりましたか?

「幼気」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「いたいけ」

です!

 

ぜひ、覚えておきましょう。

ABOUT ME
mint_02
ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!