今回のお題は「直向き」「雪渓」「渾身」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「直向き」
真っ直ぐ前を向く。
そんな素敵な言葉でもある「直向き」。
誰かへの好意だったり、何かに集中するときなど、こんな姿勢で取り組めれば何事もうまく行きそうな感じがしますよね!
今回は「直向き」という簡単な漢字ですが、意外にも読み方は難しいもの。
素敵な言葉なので、これを機に読めるようになりましょう!
「直向き」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「じかむき」、「ちょくむき」ではありません。
ヒント➁ 「〇〇むき」の2文字です。
ヒント③ 「努力」や「好意を向けた視線」などに伴って使われる言葉です。
「直向き」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ひたむき」です!
「直向きな努力が実を結んだ」、「直向きな視線を向ける」など、真摯で誠実な気持ちがこもった言葉である「直向き」。
「直」を「ひた」と読むのは珍しいですが、他には「直走る(ひたはしる)」などという言葉もこの漢字が使われます。
難読漢字に対していつも「直向き」な姿勢のあなたは、いつしか漢字マスターになっていることでしょう!
2問目はこの漢字!「雪渓」
「雪渓」
これ、何と読むかわかりますか?
おなじみの「雪」という漢字に、
「渓谷」「渓流」などで使われる「渓」の字が使われています。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「雪渓」読み方のヒント!
ヒントは「雪」の読み方。
普通に読むと「ゆき」と読みますよね。
ですが、ここでは音読みで読むのがポイント。
「雪」の音読みの言葉には「雪原」「豪雪」などがありますよ。
「雪渓」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「せっけい」
です!
この漢字の意味は、
標高の高い場所の谷や沢の雪が溶けずに残っている場所のこと。
または積雪で覆われた渓谷のことです。
日本では標高2,000メートル級の山々で見ることができ、
夏でも溶けないので「万年雪」とも呼ばれています。
特に、
・白馬大雪渓(長野県)
・針ノ木雪渓(長野県と富山県にまたがる)
・剱沢雪渓(富山県)
は「日本三大雪渓」と呼ばれて多くの登山者にとって憧れの場所なのだそうです。
山登りが趣味の方には簡単な問題だったかもしれません!
また、同じ「せっけい」という読み方でも
「雪景」と書く場合もあります。
こちらは雪が降り積もった景色を指す言葉です。
なかなか耳慣れない言葉かもしれませんが、
ぜひ覚えておいてくださいね。
最後はこの漢字!「渾身」
「渾身」の読み方をご存じでしょうか?
「軍」の字にサンズイ編が付いた字ですが、「ぐんしん」ではありません。
ゲームでよく使われる言葉なので、ゲーム好きな方はすぐにわかったかも。
さて、あなたには読むことができますか?
「渾身」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です。
- 「体全体」という意味。
- 「渾身の一撃を放つ」「渾身の力を込めて立ち向かう」などと使います。
以上の3つのヒントから、考えてみてくださいね。
「渾身」の読み方!正解は!?
正解は「こんしん」です。
「渾」には「全て」「全体」という意味があるため、体を意味する「身」の字と合わせることで「体全体」や「全身」という意味になります。
最もよく使われるのは「渾身の力」のように、「全身から振り絞った力」という意味での使い方でしょう。
また、「渾身の努力」は最大限の努力を払ったという意味、「渾身の愛」は自分の全てを捧げた愛という意味になります。