今回の難読漢字は「雹」「沐浴」「一矢」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「雹」
雨を包むと書いて「雹」と書きます。
空から降って来るものではありますが、雨を包んだものです。
さて、なんと読むでしょうか?
「雹」読み方のヒントは?
空から降って来るもので、雨でもなければ雪でもないです。
ヒントを言うと、空から降って来る氷です。
というと簡単ですがしかし、空から降って来る氷は二種類あります。
もうひとつ言うと、大きさによって呼び方が変わります。
さあ、なんと読む?
「雹」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ひょう」
です!
空から降って来る氷は、「雹」と「霰」(あられ)があります。
直径5mm以上の氷粒の事を雹といい、直径5mm未満の氷粒は霰と言います。
特に雹が降ってきた時は、すぐさま避難しましょう。
酷ければ車のガラスを割ってしまう危険もあるので、できるだけ屋根のある場所に入るかフードなどを被って安全な場所に避難してください。
雹は冬ではなく、5月~7月といった初夏に降る物です。
雹は大きくて重みもあるので、体に当たると大けがに繋がる事もあるので注意してくださいね。
2問目はこの漢字!「沐浴」
「沐浴」の読み方をご存知でしょうか?
「りんよく」ではありませんよ。
木が2つで「林」ですが「沐」はさんずい編に「木」です。
さて、あなたには読むことができますか?
「沐浴」の読み方のヒントはこちら!
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 赤ちゃんをお風呂に入れること
- 「恩恵を受ける」という意味もあります
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「沐浴」の読み方!正解は…!?
正解は「もくよく」です!
赤ちゃんをお風呂に入れることを「沐浴(もくよく)」といいますが、沐浴と呼べるのはベビーバスなどを使う場合だけ。
浴槽に入れる場合は、沐浴ではなく入浴と呼びます。
また、沐浴には宗教的な意味合いもあり、宗教的儀礼として水で体を洗い清めることも「沐浴」です。
さらに、水や湯に浸かること以外に「恩恵を受ける」といった意味も。
ちなみに、沐浴の「沐」は髪を洗うこと、「浴」は身体を洗うことを指しています。
ちょっとした豆知識として覚えておくといいかも。
最後はこの漢字!「一矢」
「一矢」の読み方をご存じでしょうか?
「いちや」と読んでしまった方もいらっしゃるかも知れませんが、それは間違いです。
小学校で習うごく簡単な漢字しか使っていないのに、意外な難読漢字ですね。
さて、あなたには読むことができますか?
「一矢」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です。
- たとえわずかでも反撃するという意味。
- 「一矢を報いる」などと使います。
以上の3つのヒントから、考えてみてくださいね。
「一矢」の読み方!正解は!?
正解は「いっし」です。
「一矢(いっし)を報いる」「一矢(いっし)報いる」といった表現は、よく耳にするのではないでしょうか。
圧倒的な力を持った敵の攻撃に対して、たとえわずかでも反撃するという場合に使われる、慣用句です。
また、「一矢」を使った別の表現には「一矢を放つ」という言い方もありますね。
相手の心に突き刺さるような鋭い言葉を放つことを、一本の矢に例えた表現です。