今回の問題は「鹿鳴」です。
日本の歴史が好きな人は知っているかもしれません。
さあ、あなたは何と読みますか!
「鹿鳴」の読み方のヒントは?
1.「鹿鳴」をひらがなにすると4文字になります。
2.中国の詩経には『呦呦鹿鳴……』から始まる有名な詩があります。
3.『庄造は又の名を永世と云い、号を鹿鳴と云って』田中貢太郎「狸と俳人」より引用
正解は…
正解は「ろくめい」でした!
「鹿鳴」とは、ヒント2.に出てきた中国の『詩経』に収録された詩のタイトルです。
群臣や賓客をもてなす宴会で詠む詩だったため、「もてなし」「宴会」という意味で「鹿鳴」が使われるようになりました。
鹿鳴館(ろくめいかん)を思い浮かべた正解者が多いかもしれませんね。
日本の「鹿鳴館」は、外国人の迎賓館として有名でした!
鹿鳴館とは?
鹿鳴館は明治16年に建設された日本の迎賓館。
日本人が慣れないドレスを着たりスーツを着たりした頃ですね。
外交官や国賓をもてなすために、西洋文化を取り入れた建物でした。
当時は「東京倶楽部」と呼ばれる英語使用をルールとした会員制倶楽部があったといいます。
鹿鳴館は昭和15年に取り壊しが始まり、今は正門やプレートなど一部だけが文化遺産として残っています。