今回の難読漢字は「石榴」「蝸牛」「旋風」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「石榴」
お風呂や洗面所には欠かせない「せっけん」。
パッと見、今回の「石榴」という漢字は「せっけん」と似ていますが、それは「石鹸」と書きます。
2文字目は「榴」という字で、これ1文字だけでも今回の「石榴」と同じ読み方をします。
ちなみに、漢字検定1級の超難問ですのでこの1文字だけでも読むのは難しいと思いますので、ここは素直にヒントを参考にしましょう!
「石榴」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは果実です。
ヒント➁ 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント③ 中の実は、小さな粒がたくさん入っています。
「石榴」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ザクロ」です!
「ザクロ」とは、落葉樹の植物になる果実のことで、樹木自体は高さ5m前後にもなる大型の樹です。
ひと昔前は、庭に植えている家庭も多く、鑑賞用としても食用としても親しまれていたものですが、最近はあまり見かけなくなってしまいました。
「石榴」の特徴は、果実の外観は赤っぽい臙脂色をした実の中に、小さな粒がたくさん詰まっていてる、少し酸味がする果物のような味がします。
あまりメジャーではありませんが、「石榴」ジュースが商品化されていますので、気になった方はぜひご賞味あれ!
2問目はこの漢字!「蝸牛」
生き物の名前って、「猫(ねこ)」や「狸(たぬき)」などよく知られているものだけでなく、難しくて読めない漢字のものも多いですよね。
それでも使われている漢字を見れば、何となく連想できるものも多いもの。
例えば、縞(しま)の馬で「縞馬(しまうま)」。
百本の足があると書いて「百足(むかで)」など・・・
ただ、「蝸牛」という漢字を見ても、どんな生き物か見当もつかないですよね・・・
何と読むのか、さっそく見ていきましょう!
「蝸牛」の読み方のヒントは・・・?
- 手のひらに乗るほどの小さな生き物です!
- 蝸牛の別の読み方は「かぎゅう」。人間の耳の中にある「蝸牛管(かぎゅうかん)」は、ぐるぐる渦を巻いた貝殻のような形状で、「蝸牛」に似ていることからそう呼ばれています。
- 牛とは似ても似つかない大きさだけど、角があるのが共通点!
ぐるぐる渦を巻いた貝と角をもった手のひらに乗るほどの生き物・・・
もう分かりましたよね?
「蝸牛」の読み方の答えは・・・
正解は、「かたつむり」でした!
確かに、牛とは似ても似つかないサイズ感。
それでも角を持つ共通点があるから、「牛」の字が使われるなんてユニークですよね。
ちなみに蝸牛の殻の渦は、右巻きが多いんですって!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
最後はこの漢字!「旋風」
「旋風」
これ、何と読むかわかりますか?
実は2通りの読み方があるんです!
さあ、あなたは何と読みましたか?
「旋風」読み方のヒント!
「旋風」の読み方1つ目は、音読みの「せんぷう」です。
もう一つの読み方も、意味は同じ。
旋風を、より身近な言葉に言い換えてみると…?
さて、あなたは正しく読めるでしょうか?
「旋風」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「つむじかぜ」
です!
「旋風」は、
「渦を巻いてふきあげる風」のこと。
竜巻よりも小規模のものを指します。
暖かい日、枯れ葉などが風でぐるぐると回っている様子を見たことはないでしょうか。
砂が巻き上げられて、砂嵐のようになっていることも。
旋風は、強い日差しで地表が温められたことで生まれた上昇気流と、
建物などに当たった風とがぶつかり発生する現象です。
渦巻き状の風というと「竜巻」もあります。
一見すると「旋風」が成長して「竜巻」になるように感じますが、これは誤解。
竜巻は、非常に発達した積乱雲に伴って発生。
積乱雲から出る冷たい風と、暖められた空気がぶつかることで起きます。
台風の時期には特に注意が必要ですよ。
竜巻のミニサイズと思われがちで、
漢字の読みも間違われがちな「旋風」。
ぜひこれを機に覚えてみてくださいね!