今回は「雪洞」「割烹」「面影」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「雪洞」

これは正解が分かると「へぇー」と思わず声が出ちゃう、そんな雑学もありますよ!
漢字を別々にみてみると、「雪の洞窟」となりますよね。
これはずばり「かまくら」のことだと思われますので、やっぱり読み方も「かまくら」なのでしょうか?
さあ、この予想が当たっているのかいないのか、ヒントを見ながら正解に辿りついてください!
「雪洞」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは「ひな人形」のセットには必須の道具です!
ヒント➁ 横文字にすると「ライトスタンド」です。
ヒント③ 「灯りをつけましょ〇〇〇〇に~」の歌にもあります。
「雪洞」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「ぼんぼり」です!
えー!「かまくら」じゃないの?と思った方、多いはずです。
この「ぼんぼり」とは、ひな人形の「お内裏様とお雛様」の後ろに必ず置いてあるあの「ぼんぼり」のことです。
和紙で作った火袋を通して、ゆらゆら柔らかい間接的な明かりが心地良い、照明道具ですが、雪の中で作った「かまくら」の中で火を灯したときの様子が、これに似ていたことから「雪洞」という当て字がつけられたそうです。
次からひな人形を見る時は、後ろにある「雪洞」の背景に雪景色を感じてみるのも風流がありますね!
2問目はこの漢字!「割烹」

和食が出てくる高級そうなお店に、よく「割烹」と書いてあります。
若い子はあまり使わないかもしれません。
どちらかというと、サラリーマンなどが接待で使うイメージです。
さて、「割烹」と書いてなんと読むでしょう?
「割烹」読み方のヒントは?
包丁などで肉や魚を割いて烹る(にる)ことから割烹という名前が付きました。
日本料理という意味で合ってます。
板前さんが居て、会席料理、懐石料理、精進料理などを出してくれる場所です。
座敷ではなく、カウンターやテーブル席になっており、
直接板前さんが好みを聞いてくれるのが特徴です。
「割烹」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
割烹着とか言いますよね!
ちなみに割烹着は女性の言い方で、男性のものは割烹服というのだとか。
さあ、もうわかりましたか?
「割烹」の読み方、正解は・・・

正解は・・・
「かっぽう」
です!
割烹料理のお店は、板前さんが好みを聞いて即席で美味しい物を作ってくれます。
しかし、なんだかお値段も聞けない雰囲気です。
財布に余裕のある時に行ってみたいですね!
最後はこの漢字!「面影」

「面」の「影」、「面影」と書いて、なんと読むかわかりますか?
人間だれでも、どこかに面影を探してしまうものです。
景色や顔、しぐさ形など、誰かに似た面影が見えると安心できる所があります。
記憶に残る、懐かしさを探してしまうんでしょうかね。
さて、「面影」と書いてなんと読むでしょうか?
「面影」読み方のヒントは?
何十年ぶりに会った昔の友人に会った時、
「全く面影が残ってないからわからなかった!」と言われますか?
それとも「全く変わってない」と言われますか?
お互いにその人の特徴を思い出しながら、懐かしい気持ちになったりしませんか?
好きだった人と似ている面影を探したり、亡くなった人の面影を探したり。
また、土地や景色なども同じように、何十年も経ってから見に行くと同じように面影を探してしまいます。
大昔の面影が強く残る重要文化財などは、多くの観光客がやって来ますね。
さて、なんとなく意味はわかりましたか?
「面影」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です!
さあ、もうわかりましたか?
「面影」の読み方、正解は・・・

正解は・・・
「おもかげ」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
