今回のお題は「秘露」「然るに」「中る」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「秘露」
秘密の「秘」に、露店や露出の「露」。
隠したいのか見せたいのか、なんだかあやふやな感じがするこの漢字、あなたは読めますか?
普段、なかなか目にしない漢字なので当て字であることは確かですが、今回は音読みにすればかなり正解に近くなりますよ!
さあ、この秘密にしたくても露出してしまうもの、いったい何でしょうか!?
「秘露」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは国の名前です。
ヒント➁ 「〇〇ー」の3文字です。
ヒント③ 古代インカ帝国のあの有名な遺跡がある国です。
「秘露」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ペルー」です!
「ペルー」といえば、古代インカ帝国の「マチュピチュ遺跡」がある国として有名ですね。
そんな「ペルー」にあったインカ帝国は、1500年代の大航海時代にスペインの侵略にあって滅亡してしまった悲しい歴史があります。
この高山帯に位置する文明の起源は、なんと紀元前3000年頃の「ノルテ・チコ文明」にまで遡るという説があります。
そんな太古からの歴史をもつ国「秘露」。
今では失われたものも多いですが、険しい山々に囲まれた中でも、遺跡をはじめとして溢れ出てしまう魅力がある国。
まさに「秘境」の中でも「露見」してしまう「秘露」ですね!
2問目はこの漢字!「然るに」
「然」という字は音読みだと「ぜん」や「ねん」と読み、「全然」「自然」「天然」「必然」など、普段から目にするシチュエーションは多いと思います。
ですが、これを訓読みにしたものはまず見かけないので、よほど読書が好きな方でないと正解するのは難しいかもしれません。
「然るに」、これは難読漢字といえるでしょう!
「然るに」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇るに」の4文字です。
ヒント② バカは「馬」と何?
ヒント③ 最初の文字は「し」です。
「然るに」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「しかるに」です!
「然るに」とは接続詞として使われる言葉で、「さて」「ところで」「にも関わらず」といった意味で使われます。
どれも微妙にニュアンスが違うので、同じ意味と言われると少し疑問に思うところがありますが、それは「然るに」いろんな意味を含む日本語を知らないということ。
日本語って内に秘めた意味や思いがたくさん詰まっていて、難しい反面、奥ゆかしい素敵な言語ですね!
最後はこの漢字!「中る」
「中る」の読み方をご存じでしょうか?
「なかる」や「ちゅうる」と読むのはもちろん間違いですよ。
小学校一年生で最も基本的な漢字なのに、まさに難読。
さて、あなたには正しく読むことができますか?
「中る」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇る」の3文字です。
- 意味は「狙いが的中する」など
- 試験のヤマが見事に中った。
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「中る」の読み方!正解は!?
正解は「あたる」です!
通常は「当たる」という字が使われることが多く、意味も同じです。
「あたる」の意味には、主に下のようなものがあります。
- 人や物が直面したり、接触したりする(例:日があたる部屋、車が塀にあたる、人に辛くあたる)
- 物事がある状態に該当している(例:彼は叔父にあたる、駅は北の方角にあたる)
- 狙いや希望に当てはまる(例:矢が的にあたる、天気予報があたる)
- 様子をうかがう、探りを入れる(例:次の店をあたる、資料をあたる)
他にもいろいろな意味を持ちますよ。
「あたる」という言葉は、なかなか奥が深いですね。