今回のお題は「辣韭」「店賃」「顛末」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「辣韭」
「辣韭」という漢字は、いろんな場所で目にすることも多く、読める人も多いのではないでしょうか。
商品ラベルや料理本などにも頻繁に登場するこの漢字、自炊する人にとってはサービス問題です・・・ って、料理に関係するものと言っているようなものですね。
今回はヒントを見ずに頑張って正解してみましょう!
「辣韭」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 見た目は小さい玉ねぎです。
ヒント➁ 甘酢で漬けたものが一般的です。
ヒント③ カレーのお供にぴったりですね!
「辣韭」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「らっきょう」です!
「らっきょう」といえば、もう皆さんご存じ、カレーのお供として不動の地位を築いている小さい玉ねぎのようなニンニクのような形をした野菜です。
あの独特の匂いと辛味が病みつきになる、ハマる人は毎日でも食べている健康食の一つでもありますね。
もともと中国やヒマラヤ地方が原産となっていた「らっきょう」は、今では鳥取県や鹿児島県などでも特産品として栽培されています。
また、よく言われるものに、「らっきょうを毎日食べると血液がサラサラになる」というものがありますが、これは血液硬化を防ぐ「アデノシン」という物質が多く含まれていることが理由となっています。
今晩のメニューは、美味しいカレーに「らっきょう」を合わせるので決まり!
2問目はこの漢字!「店賃」
「店賃」の読み方をご存知でしょうか?
「てんちん」「みせちん」?
いいえ、どちらも違います…
さて、あたなには読むことができますか?
「店賃」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- 「店」の部分の読み方は「店子」の「店」と同じ
- 意味は家賃と同じで、店や家の借り賃のことです
以上の3つのヒントで考えてみてくださいね。
「店賃」の読み方!正解は!?
正解は「たなちん」です!
「店」を「たな」と読むのは現代では珍しいのですが、江戸時代にはお店のことを「たな」と書いたりしたようです。
今も「店子(たなこ)」「店先(たなさき)」「店物(たなもの)」などの言葉が残っています。
「店(たな)」という言葉には、商品を陳列する棚の意味も含まれているため、お店の「棚卸し」を「店おろし」と表記することもありますね。
ちなみに、「店賃(たなちん)」というとお店の家賃を連想しますが、一般家庭の家賃のことも含みます。
最後はこの漢字!「顛末」
「顛末」の読み方をご存じでしょうか?
「真」という字が使われていますが「しんまつ」と読むのは間違いです。
日常的にはあまり使わない言葉ですが、聞いたことがないような言葉ではありません。
さて、あなたには読むことができますか?
「顛末」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 「物事の初めから終わりまで」という意味
- ことの顛末
以上の3つのヒントから、考えてみてくださいね。
「顛末」の読み方!正解は!?
正解は「てんまつ」です!
「顛」という字には「てっぺん」「頂き」という意味があるため「顛末(てんまつ)」は「物事の始まりから終わりまで」という意味になります。
この言葉は、一般にうまくいった物事には使いません。
何かの事件がおきたり、仕事がうまくいかなかった場合などに、ことの発端や経緯、結末などを確認するために使う場合がほとんどです。
なお「てんまつ」を「転末」と表記しているのをたまに見かけますが、それは間違い。
間違えやすいので注意しましょう。