今日の難解漢字は、
「劈く」
「実子」
「昊天」
「名代」
「碁子麺」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「劈く」です!
- 2 「劈く」読み方のヒントは?
- 3 「劈く」読み方のもうひとつのヒントは?
- 4 「劈く」の読み方、正解は・・・
- 5 2つ目の漢字は「実子」です!
- 6 「実子」読み方のヒントは?
- 7 「実子」読み方のもうひとつのヒントは?
- 8 「実子」の読み方、正解は・・・
- 9 3つ目の漢字は「昊天」です!
- 10 「昊天」の読み方のヒントは?
- 11 「昊天」の読み方、正解は……
- 12 4つ目の漢字は「名代」です!
- 13 「名代」の読み方のヒントはこちら
- 14 「名代」の読み方!正解は?
- 15 5つ目の漢字は「碁子麺」です!
- 16 「碁子麺」の読み方のヒントはこちら
- 17 「碁子麺」の読み方!正解は!?
- 18 まとめ
1つ目の漢字は「劈く」です!
「劈く」と書いて、なんと読むか分かりますか?
小説などでよく使われていますが、日常では耳に関することでよく使われています。
いわゆる表現方法のひとつであり、実際に何かが起こる訳ではありません。
さて、「劈く」と書いてなんと読むでしょうか?
「劈く」読み方のヒントは?
「劈く」の意味は、強い力で引き裂くことという意味です。
実際に引き裂くわけではなく、割って入るような感じですね!
「闇を劈くようなサイレン」
「耳を劈くような悲鳴」
「夜空を劈く稲妻」
「空を劈くような大きなビル」
など、劈くを使用することにより、状況がよくわかるようになります。
「劈く」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇く」です!
さて、もうわかりましたか?
「劈く」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「つんざく」
です!
ちなみに鼻に残るツンとする匂いの事は「鼻を突く」といい、劈くではありません。
耳と同じように、後に残りやすいため間違いやすいので注意しましょう。
2つ目の漢字は「実子」です!
「実子」と書いて、なんと読むか分かりますか?
名前の(みこ)ちゃんでもありませんし、(じつご)とも読みません。
でも、本当の子どもというイメージで合っています!
さて「実子」と書いてなんと読むでしょうか?
「実子」読み方のヒントは?
血のつながりのある子どもの事を「実子」といいます。
「じゃあやっぱり(じつご)って読むんじゃない?」
と思った方は、そのまま(じつご)と口に出してしまうと少し恥ずかしいです。
ほとんどの人が、何の疑問も持たずに親子関係を築いていますが、親が死んで相続の時に「実子」というのは大きなポイントとなります。
あんまり普段は関りが無い言葉ですが、間違って読むことの無いように注意しておきましょう。
さて、読み方ですが(みこ)でも(じつご)でもないとすれば、なんと読むでしょうか?
「実子」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
もうひとついうと「〇〇し」です!
「実子」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「じっし」
です!
なお、親の再婚などで特別養子縁組をしていれば、相続の時に実子と同じだけもらえます。
ぜひ、覚えておきましょう。
3つ目の漢字は「昊天」です!
「昊天」って何て読むか分かりますか?
(ひてん)ではありません。
「昊」はあまり馴染みのない漢字ですよね。
しかし、NHKの大河ドラマである『おんな城主直虎』の登場人物として「昊天」という名前の僧侶が出てきますので、読み方を知っている人も多いかもしれません。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「昊天」の読み方のヒントは?
「夏の空」や「広い空・大空」を意味します。
「昊天」の「昊」だけでも、「空・大空」を表す漢字です。
「天」も「空・上空」を意味しますので、二つ合わせて広い空を表現しています。
何と読むか分かりましたか?
「昊天」の読み方、正解は……
正解は……
「こうてん」
です!
最近では、子どもの名前にも使われています。
「昊天」と書いて(そら)と読んだり、「青昊」と書いて(あおぞら)(せいごう)(そら)という名前も人気です。
また、長崎県大村市に「昊天宮」と呼ばれている神社があります。
起源は約2000年前の由緒ある神社です。
パワースポットとしても人気があります。
昊天宮には大村市指定天然記念物であるクスノキもあり、人気の観光地です。
長崎に行く機会がありましたら、ぜひ立ち寄ってください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
4つ目の漢字は「名代」です!
「名代」の読み方をご存じでしょうか?
「なだい」や「なしろ」とも読めますが、今回はもうひとつの読み方を正解とします。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「名代」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字
- 意味は、だれかの代理をつとめることです
- 「部長が都合により欠席したため、私が名代として参加しました」のように使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「名代」の読み方!正解は?
正解は「みょうだい」です!
漢字自体は小学校で習うごく簡単な字ですが、日常的にはあまり使われない言葉なので、意外と難しかったかも知れません。
「名」の字には「な・めい・みょう」といった読み方が、「代」の字には「だい・しろ・か(わる)」といった読み方があります。
「めいだい」と間違えて読んでしまいやすいので、注意しましょう。
「名代」には以下の3つの読み方があり、それぞれに意味が異なります。
- みょうだい:だれかの代理をつとめること
- なだい:名を知られている、評判が高いこと
- なしろ:大化の改新以前の皇室の私有民のこと
また「名代(みょうだい)」の類義語には「代理」「代理人」「代役」「替え」などがあります。
5つ目の漢字は「碁子麺」です!
「碁子麺」の読み方をご存じでしょうか?
「碁」は「囲碁(いご)」の「ご」ですが、「ごこめん」と読むのはもちろん間違いです。
「麺(めん)」という字が入っているので、麺類の名前には違いなさそうですね。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「碁子麺」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 名古屋名物のうどんといえば?
- 「てうちうどん」「ひもかわうどん」ともいいます
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「碁子麺」の読み方!正解は!?
正解は「きしめん」です!
これは簡単でしたね。
ヒントの2番あたりで、ほとんどの方がわかったのではないでしょうか?
幅が広くて薄い麺を使った、のどごしの良い名古屋のきしめんは、とても有名です。
一説によると、きしめんのルーツは中国のお菓子だそうですよ。
ねった小麦粉を碁石のような丸い形にゆでて、きなこをかけて食べるのだとか。
しかし確実なことはわかっておらず、あくまでも諸説あるうちの一説です。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!