今回の難読漢字は「因む」「兆い」「艾」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「因む」
「因む」は何と読むかご存知でしょうか?
原因(げんいん)の因なので「いんむ」…ではありません。
小学校で習う漢字ですが、簡単な漢字ほど意外に読めなかったりします。
さて、あなたには読むことができますか?
「因む」の読み方のヒントはこちら
- 読み方は「〇〇む」の2文字
- 何かとつながりを持たせて、ある事柄が成立するといった意味で使う言葉です
- 「彼女は叔母の名に因んで愛子と名付けられた」のように使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「因む」の読み方!正解は!?
正解は「ちなむ」です!
一般によく使われる言葉なので、読み方がわからなかった方も、例文を見ると想像がついたかも知れませんね。
ヒントで紹介したように、何かに因んでつけられた名前はよく耳にします。
特に多いのは元号です。
令和だと、男の子なら「令(りょう、れい)」女の子なら「令奈(れいな)、令華(れいか)」などがあります。
令和元年には「令」の字を含む名前が前年の14倍にまで増えたそうですよ。
2問目はこの漢字!「兆い」
難読漢字に挑戦してみましょう!
今回は「兆い」の読み方です。
挑戦の「ちょう」にも似ていますが、「ちょうい」ではありません。
【兆い】の読み方のヒントは?
1.「兆い」は、昔から権力者に大きな影響を与えてきました。
2.その国によって、さまざまな「兆い」の方法が存在します。
3.好きな人ができると、つい「花びら兆い」してみたくなる。
【兆い】の読み方、正解は…
正解は…
「うらない」
でした!
「兆」の音読みは「チョウ」、訓読みは「きざし(兆し)」と「うらない(兆い)」。
「兆」は、左右対称になった亀の甲羅のヒビを表す象形文字です。
昔の中国で、亀の甲羅を焼いて水をかけ、ヒビを見て「うらない」をしていたのが語源とされています。
ちなみに左右のヒビは、同じく「うらない」と読む「卜(うら)」だといわれています。
※片仮名の「ト」ではなく、日本テレビの水卜麻美(みうらあさみ)アナウンサーの「卜」です。
「兆い」は表外よみ
「兆」という漢字は、小学4年生で修了する常用漢字ですが、「うらない」という読み方を習ったことはないと思います。
それもそのはず!
「兆」自体は常用漢字でも、「兆い」は「表外読み」だからです。
「表外よみ」は、常用漢字だけど学校で教えない読み方のことをいいます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
最後はこの漢字!「艾」
「艾」と書いて、なんと読むか分かりますか?
草冠なので植物で正解です!
道端に生えている植物で作る物です。
最近は温活女子にも人気のアレのことです!
冬だけのイメージですが、一年中使えます。
「艾」を使えば医者いらず、なんて昔の人はいいますね。
さて、「艾」と書いてなんと読むでしょうか?
「艾」読み方のヒントは?
きく科の多年生植物で、道端にでもにょきにょきと生えている草です。
春には新しい葉を摘み取って、よもぎ餅にしたりします。
なお、よもぎも「艾」と書きますが平仮名の方がポピュラーですね!
そのよもぎを手間暇かけて精製して、ふさふさの茶色いお灸ができあがります。
そのお灸の事を「艾」といいます。
最近のものは使いやすいように形が形成されていますが、いいものほど高価になっています。
「艾」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です!
さあ、もうわかりましたか?
「艾」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「もぐさ」
です!
艾は2000年以上歴史があり、身近な薬草として親しまれてきました。
冷え性や体調不良なども改善できるので、未経験の人は是非チャレンジしてみてください!