今回のお題は「煉る」「啖呵」「喞筒」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「煉る」
「煉る」はどう読むか、ご存知ですか?
「煉」はめったに見ない漢字でしたが、鬼滅の刃の煉獄(れんごく)さんが有名になって、目にすることが多くなりました。
思わず「れんる」と読んでしまった方は、鬼滅ファンの方かも知れませんね。
「れん」は音読みですが、今回の読み方は訓読みになります。
さて、あなたには読めるでしょうか?
「煉る」の読み方のヒントはこちら
- 読み方の文字数は、送り仮名を除くと1文字で「〇る」
- 「金属を溶かして固める」「鍛える」といった意味
- 熟語には「煉瓦(れんが)」「試煉(しれん)」などがあります
以上の3つのヒントで考えてみてください。
「煉る」の読み方!正解は!?
正解は「ねる」です!
「煉」という漢字は「練」でよく代用されますが、本来は微妙に意味が異なる漢字です。
ちなみに「練る」も「煉る」と同じく「ねる」と読みます。
「練る」は「むらなくこねて固める」「より良いものにするために検討する」という意味。
一方の「煉る」は「火を使って焼き溶かした物を固める」といった意味になります。
しかし「煉」は当用漢字に含まれないため、現代では「練」に置き換えて使われていますね。
近年ではパソコンやスマートフォンを使って文章を書くことが増えたため、逆に昔の文字を目にする機会が増えました。
読めなくて困ることも多いですが、勉強になることも確かですね。
2問目はこの漢字!「啖呵」
「啖呵」と書いて、なんと読むか分かりますか?
口に炎がふたつで「啖」ですが、炎とは関係ありません。
痰火という痰が出る病気が転じ、「啖呵」となりました。
この痰火が治ると、胸がスッキリすることから「啖呵を切る」などと使います。
「呵」は良心の呵責の「呵」です。
さて、なんと読むか分かりますか?
「啖呵」読み方のヒントは?
歯切れよく、威勢よくまくしたてる「江戸っ子弁」も「啖呵」です。
威勢のいい啖呵を切っていると、聞いている方も気持ちがいい物です。
腑に落ちるような、胸がスッキリする言葉でまくし立てられると、
何にも言えなくなってしまいますね。
店先で店員に啖呵を切られると、つい財布のひもが緩んでしまう事も……!?
「啖呵」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です!
さあ、もうわかりましたか?
「啖呵」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「たんか」
です!
お店で威勢よく啖呵を切られると、ついつい買ってしまう悪い癖がある人も。
言い切られると、不思議と信用してしまいますよね。
注意しましょう!