今回の難読漢字は「儂」「猛者」「素魚」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「儂」
「儂」という字は何と読むかわかりますか?
音読みで「のう」とも読めますが、今回は訓読みを正解とします。
農業の農に人偏を付けたこの漢字。
さて、あなたには読めるでしょうか?
「儂」の読み方のヒントはこちら
- 読み方の文字数は「〇〇」の2文字
- 一人称を表す言葉です
- 昔は女性も使っていたそうですが…
以上3つのヒントで考えてみてくださいね。
「儂」の読み方!正解は!?
正解は「わし」です!
一人称の「わたし」が変化してできた言葉で、同義語には「私、俺、我(われ)、己(おのれ)、自分、吾輩(わがはい)」などがあります。
現代では、比較的年配の男性が使う一人称として知られていますが、昔は女性も使っていたようです。
今でも年配の女性が親しい間柄の人と会話する際に「わし」を使用しているのと見かけることがありますね。
「儂」を使った熟語には「懊儂(おうのう)」「我儂(がのう)」などがあり、懊儂は悲しみもだえること、我儂は自分自身といった意味です。
2問目はこの漢字!「猛者」
「猛者」と書いてなんと読むか分かりますか?
(もうじゃ)だと、「亡者」になってしまいます!
もちろん、(もうしゃ)でもありませんよ!
さて、「猛者」と書いてなんと読むでしょうか?
「猛者」読み方のヒントは?
勇敢でいて、能力もあり、精力的に活動している人の事です。
なかなか猛者とまで呼ばれる人はいないですが、
柔道部や剣道部の猛者、一人くらいは居たのではないでしょうか?
強者や兵(つわもの)のもう一段上の呼び方ですね。
さて、なんと読むでしょうか?
「猛者」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇」です!
ゲームなどでも、真の勇者や滅茶苦茶に強い人の事を「猛者」と呼んだりします。
さあ、もうわかりましたか?
「猛者」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「もさ」
です!
他にも勢いのある人や、裕福な人の事を「猛者」と言ったりもします。
余裕があるからひとつの事を頑張って、結果を出せるのかも知れませんね。
また、(もうざ)と読んでも正解です。
ぜひ覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「素魚」
「素魚」と書いて、なんと読むか分かりますか?
素の魚と書けば、なぜかそれだけで美味しそうですよね。
「素魚」は新鮮な物を、生きたまま生で食べるのが醍醐味です。
さて、なんと読むでしょうか?
「素魚」読み方のヒントは?
スズキ目ハゼ科に属しており、半透明な魚です。
よく間違えられるのが「白魚」(しろうお)です。
違いは頭が丸い事と、尖っている事、それに素魚は海水、白魚は淡水です。
「素魚」は踊り食いで有名ですが、私はまだ食べたことが無いです。
生きたままの魚を、口に入れるのがちょっと怖いです。
成魚(せいぎょ)になっても10センチ位までしか大きくなりません。
なので、何匹食べたのかわからなくなる位、一気に食べられます。
春を告げる、素魚漁なんて有名ですよね。
「素魚」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です!
「素面」はなんと読みますか?
さあ、もうわかりましたか?
「素魚」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「しろうお」
です!
あまりヒントになりませんでしたが、「素面」は(しらふ)です。
ぜひ、覚えておきましょう。