今回は「飛白」「犬榧」「計らい」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「飛白」
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/11/kasuri.png)
「飛白」と書いて何と読むか知っていますか?
漢字の書体で「飛白」と書いて「ひはく」と読む書体がありますが、今回は「ひはく」以外の読み方を正解とします。
さて、あなたにはわかるでしょうか?
「飛白」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと、3文字で「〇〇〇」
- かすれたような模様のこと
- 「飛白の浴衣」などといいます
以上の3つのヒントで考えてみてくださいね。
「飛白」の読み方!正解は!?
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/11/kasuri-seikai.jpg)
正解は「かすり」です!
「飛」も「白」も小学校で習う漢字ですが、組み合わせるとまさしく難読だといえるでしょう。
「飛白(かすり)」とは、和物の生地によく見かける、所々かすれたようになっている模様のことです。
ヒントにも書きましたが、浴衣によく使われていますね。
冒頭で書いたように「飛白(ひはく)」と呼ばれる、筆でかすれ書きにした書体があります。
着物などのかすり模様が「飛白(ひはく)」に似ていたので「かすり」と読むようになったようです。
また「絣」と書いても「かすり」と読むことができます。
2問目はこの漢字!「犬榧」
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/03/inugaya-e1646200884332.png)
1文字目に「犬」が入っていることから、犬の種類の何かや犬に似た動物を想起させますが、残念ならがこれは動物ではありません。
また、難読漢字の定番として、音読みから連想できるものもありますが、2文字目の漢字が難しくて、まさに「犬」のようにお手上げ状態・・・。
そこで大ヒントです!
2文字目の「榧」は「かや」と読みます!
さあ、正解が分かったでしょうか??
「犬榧」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント➁ 「榧」の部分は「かや」ではありません。
ヒント③ これは植物です。
「犬榧」の読み方の正解は・・・・?
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/03/maru_gazo.jpg)
正解は、「いぬがや」です!
「犬榧」とは、イチイ科イヌガヤ属の針葉樹のことです。
「ザ・森に生えている木」という姿形をしている「犬榧」ですが、古代においてはとても重宝された植物でした。
その理由は、木材は弓矢や矢などの材料として、「犬榧」からとれる油は松明の燃料として使われてきました。
その証拠として、縄文時代の遺跡などからは古代の「犬榧」が出土されているそうで、今も自生している森の木々が何だかロマンに感じてきますね!
最後はこの漢字!「計らい」
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/04/885f060cf3d7b88fb18267d988de6e39.png)
「計らい」と書いて、なんと読むか分かりますか?
計算の「計」ですが、(けいらい)とは読みません。
簡単な漢字ですが、送り仮名によって途端に読めなくなることも。
しかし絶対に習っている漢字ですよ!
さて、「計らい」と書いてなんと読むでしょうか?
「計らい」読み方のヒントは?
物事がうまく運ぶように、物事の扱いや段取り、心遣いのことを計らいといいます。
粋な計らいや、特別な計らいをされたら誰でも嬉しい物です。
スマートな取り計らいができれば、何事もスムーズに行きます。
よく気が付く人は、人の嫌がる事もしないことが多いので基本的には人に好かれます。
もちろん相手の心遣いや思いやりに気が付いたら、
「お取り計らいいただき、ありがとうございます。」
なんて返しも粋です!
「計らい」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇らい」です!
体重を計る……はヒント出し過ぎかも。
さて、もうわかりましたか?
「計らい」の読み方、正解は・・・
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/11/choufu-seikai.jpg)
正解は・・・
「はからい」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/11/mint_1-150x150.jpg)