今回のお題は「注ぐ」「莎草」「眩い」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「注ぐ」
「注ぐ」と書いて、そそぐと読みます。
「田んぼに水を注ぐ」
「雨が降り注ぐ」
「わが子に愛情を注ぐ」
「視線を注ぐ」
など、何かが流れて行ったり、向かっているいく様子を表す言葉です。
では、「注ぐ」と書いて(そそぐ)以外には何と読むでしょうか?
「注ぐ」読み方のヒントは?
はじめに、注ぐ(そそぐ)と来てしまえば、
他の読み方が思い浮かびにくいかも知れません。
でも、たいていの人が毎日行う動作です。
「注ぐ」読み方のもうひとつのヒントは?
もっとヒントを言えば、(そそぐ)は何にでも使える読み方ですが、
もうひとつの読み方は、食べるものに関して使う読み方です。
ひらがなにすると「〇ぐ」です。
もう答えはわかりましたか?
「注ぐ」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「つぐ」
です!
「飲み物を注ぐ」
「お酒を注ぐ」
などは代表的な使い方ですが、
「ご飯を注ぐ」
「お茶を注ぐ」
なども実は方言ではなく、ちゃんとした標準語です。
普段から使っている言葉も、漢字にしてしまうと悩んでしまいますよね。
是非、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「莎草」
「莎」という漢字、見たことがあるようなないような、いかにも「しょう」や「さ」と読めそうな雰囲気を出している簡単な漢字ですが、何と漢字検定1級の難読漢字なんです!
読み方は予想通り「さ」で正解ですが、驚くのは訓読みです。
なんと訓読みすると、
「はますげ」・・・。
なんじゃそら!
思わず「草」が生えてしまいましたが、「莎草」が読めないと「草」だらけになるので要注意!!
「莎草」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇ぐさ」の6文字です。
ヒント➁ 「はますげぐさ」ではありません。
ヒント③ 最初の文字は「か」です!
「莎草」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「かやつりぐさ」です!
「莎草」は、「ささめ」とも「しゃそう」とも読める難読漢字です。
1文字目の「莎」を訓読みにした「はますげ」も同義語になります。
「莎草」は、畑や野原などに自生している、高さ40cm程度のいわゆる雑草です。
特徴的なのは、茎が三角柱であることと、葉っぱが細長いことでしょうか。
その姿形が、「蚊帳」を吊ったような形に見えることから「かやつりぐさ」と呼ばれるようになったんだとか。
・・・にしても「はますげ」って、「なまはげ」の仲間かと思いましたwww
最後はこの漢字!「眩い」
「眩い」と書いて、なんと読むか分かりますか?
光輝くというイメージで合っています!
目に玄米の「玄」ですが、眩暈(めまい)など使われていることが多い漢字です。
「眩い」と書いて(まぶい)と読むこともありますが、
まぶいは、容姿が美しいという意味です。
さて、「眩い」と書いてなんと読むでしょうか?
「眩い」読み方のヒントは?
暗闇から急に明るい所に出たらどうなるでしょうか?
きっと「眩しい」のではないでしょうか。
お天気の日にキラキラと湖に反射された光を見ると、同じように眩しいと思います。
「眩い」は目を開けてられないほど眩しい事、眩暈がするほど眩しい事という意味です。
眩しい事を言い変えるなら、なんと言いますか?
「眩い」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇い」です。
もうひとついうと「〇ばゆい」です!
さあ、もうわかりましたか?
「眩い」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「まばゆい」
です!
眩しいだと邪魔なイメージですが、眩いとなれば印象が変わりますね。
言い方ひとつで印象の変わる言葉なので、意識して使ってみましょう。