今回のお題は「建立」「仕種」「作務衣」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「建立」
「建てる」と「立てる」。
どちらも同じような言葉で、よっぽど何かをしっかり建てたいんでしょうかwww
そのまま「築く」という意味では、「けんりつ」と読みますが、せっかくなので他の読み方にチャレンジ!
小学校でもこの読み方を習ったはずですので、覚えていない方はこの機会に復習しましょう!
「建立」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「けんだて」ではありません!
ヒント➁ 「こんだて」でもありません!
ヒント③ 「こ〇〇〇う」の5文字です。
「建立」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「こんりゅう」です!
いきなり聞かれると答えに窮してしまう、そんな漢字ですね。
「建立」を「こんりゅう」と読む場合の意味は、「お寺や塔を建てること」を意味します。
「建てる」だけだと家や建物全般が対象となりますが、お寺は大工さんの技術の集大成とも言える、まさに芸術ですので、専用の言葉を使うんですね!
ちなみに、「こんりゅう」には「心の中で作りあげること」という意味もあります。
基礎の上に、物事の神髄を捉えたものを作る場合に使われる「建立」って素敵ですね!
2問目はこの漢字!「仕種」
「仕種」
突然ですが、この漢字を読むことができますか?
「仕事」の「仕」と「種類」の「種」ですが、「ししゅ」や「したね」とは読みません。
あなたはこの漢字の読み、わかりますか?
「仕種」の読み方のヒントは?
実はこの言葉は他の漢字で表現されることが多いです。
意味は「なにかをする時の動作や態度のこと」です。
「彼女の仕種に見とれる」のように使います。
分かりましたでしょうか?
正解は…
正解は…
しぐさ
でした!
一般的には「仕草」と書くので少し違和感を覚えるかもしれません。
また、「種」という漢字を「ぐさ」と読むのは少し難しいですが、地名等にも使われる読み方なので覚えておいて損はないでしょう。
たとえば、名古屋には「千種」と書いて「ちくさ」と読む場所があります。
ところで、大人として仕種まで美しいひとになりたいという願いは皆さん持っていることでしょう。
そのために、せめて漢字ではつまずかないようにしておきましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
最後はこの漢字!「作務衣」
「作務衣」の読み方をご存じでしょうか?
素直に読むと「さくむい」になりますが、もちろん間違いですよ。
衣類であることは想像がつきますが…
さて、あなたには正しく読むことができますか?
「作務衣」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- お坊さんが作業着として着ている服
- 最近は部屋着やおしゃれ着としても
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「作務衣」の読み方!正解は!?
正解は「さむえ」です。
「さむい」と読まれることもありますが、一般には「さむえ」と読まれる場合が多いようですね。
「衣」は普通は「衣装(いしょう)、更衣(こうい)」のように「い」と読むため、「え」と読むのは難読だといえるでしょう。
作務衣は禅宗の僧侶が掃除などの日々の作業を行う際に身に着ける作業着です。
上下に分かれていて、上は長袖で前の紐を蝶結びにして合わせます。
下は長ズボンのような形です。
最近ではちょっとおしゃれな部屋着や、動きやすい外出着としても人気があるようですね。