今回は「痩ける」「秋葵」「諫言」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「痩ける」
「痩ける」の読み方をご存じでしょうか?
「痩せる」は「やせる」ですが、もちろん「やける」ではありません。
よく耳にする言葉なので、勘の良い方はすぐにピンとくるのではないでしょうか。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「痩ける」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇ける」の3文字です
- 「やせ〇ける」という言葉はよく耳にします
- 「病に〇けた体が痛々しい」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「痩ける」の読み方!正解は!?
正解は「こける」です!
ヒントで紹介しましたが「やせ痩ける」という言葉はよく耳にしますね。
「痩ける」とは、肉が落ちて痩せ細ってしまうことを言います。
「やせ痩ける」と言うと、単に「痩せる」や「痩せ細る」と表現するよりも、さらに頬の肉や体の筋肉まで落ちて痛々しい姿を想像させますね。
近年はますますダイエットが盛んになっています。
健康的に痩せるのは良いのですが、やせ痩けるような無理はしないように気をつけたいものです。
2問目はこの漢字!「秋葵」
「秋葵」の読み方をご存じでしょうか?
そのまま素直に読むと「あきあおい」ですが、もちろん違います。
どうやら植物の名前っぽいですが…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「秋葵」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
- 夏野菜のひとつですが旧暦では秋野菜になります
- ネバネバした食感が特徴です
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「秋葵」の読み方!正解は!?
正解は「オクラ」です!
「秋葵(オクラ)」は一般には「オクラ」や「おくら」と表記されるため、漢字を知っていた方は少ないのではないでしょうか。
オクラの旬は6~8月なので現代では夏野菜ですが、旧暦では秋にあたるため秋野菜とされていました。
また、オクラはアオイ科の植物なので「秋葵」と書かれるようです。
ビタミンやミネラル、食物繊維がバランスよく含まれるオクラは、夏バテ予防にぴったりな食材。
血糖値の上昇を緩やかにしてコレステロールを解消する作用もあるので、生活習慣病の予防としても積極的に摂りたいですね。
最後はこの漢字!「諫言」
「諫言」の読み方をご存じでしょうか?
「諫」には「東」とよく似た字が使われていますが「とうげん」と読むのはもちろん間違いです。
漢検準一級レベルの難問になります。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「諫言」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- 目上の人に忠告することを言います
- 「部下の諫言に耳を傾ける」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「諫言」の読み方!正解は!?
正解は「かんげん」です!
「諫言(かんげん)」とは、目上の人の行動や過失を、目下の者が改めるように忠告すること。
諫言の「諫」は「諫(いさ)める」とも読み、「諫言」は訓読みにすると「いさめごと」と読むこともできます。
諫言の類語には「諫める」「意見する」「諭(さと)す」がありますが、使い方が以下のように異なるので注意が必要です。
- 諫める:目上の人に忠告すること
- 意見する:目上や目下に関係なく忠告すること
- 諭(さと)す:目下の者に忠告すること