今回の難読漢字は「変梃」「基督弥撒」「拘う」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「変梃」
「変梃」の読み方をご存じでしょうか?
素直に読むと「へんてい」と読めますが、それは間違いです。
正解はちょっと意外な読み方ですが、日常的に耳にする言葉ですよ。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「変梃」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- 奇妙なさま、変なさまのこと
- 「変梃りん」という言葉もあります
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「変梃」の読み方!正解は!?
正解は「へんてこ」です!
「変梃(へんてこ)」とは、奇妙なさま、変なさま、またはそのようなもののことです。
ヒントの③は「へんてこりん」のこと。
変梃を使った例文を3つ紹介しましょう。
- 変梃な洋服を着ている
- 変梃な理屈をこねるのはやめてくれ
- 何とも変梃りんな人だなあ
よく耳にする言葉ですが、ほとんどがひらがなかカタカナで書かれているため、漢字表記は知らない方が多いかもしれません。
この機会に、漢字表記を覚えておいてくださいね。
2問目はこの漢字!「基督弥撒」
「基督弥撒」の読み方をご存じでしょうか?
もちろん「きとくみさん」ではありません。
今回はかなりの難問ですので、推測だけで当てるのは難しいかも知れませんね。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「基督弥撒」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字
- 12月に毎年行われる大きな行事
- ある人の誕生を祝う日
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「基督弥撒」の読み方!正解は!?
正解は「基督弥撒(クリスマス)」です!
読めなかった方も、ヒントを見るとすぐにわかったと思います。
「基督」はキリストと読み、「弥撒」はミサのことなので、この2つを合わせて「クリスマス」という意味になるのです。
クリスマスは「聖誕祭(せいたんさい)」や「聖誕節(せいたんせつ)」と呼ばれることもありますよ。
ところで、クリスマスはキリストの誕生日を祝う日だと思っている方が多いのですが、実はキリストの生まれた日はよくわかっていません。
クリスマスは、正しくはキリストの誕生を祝う日になります。
最後はこの漢字!「拘う」
「拘う」の読み方をご存じでしょうか?
「拘える」と書いて「とらえる」と読めますが、「とらう」ではありません。
日常的にあまり使わない言い回しなので、かなり難問ですよ。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「拘う」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇う」の5文字です
- つまらないことに関わりを持つこと
- 「そんな人に拘う必要はない」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「拘う」の読み方!正解は!?
正解は「かかずらう」です!
「拘(かかずら)う」とは、面倒なことやつまらないことに関わりを持つこと。
「拘らう」と書く場合もあり、読み方は同じです。
「拘」という字は「自由を奪う」「とらえる」といった意味を持ちます。
「拘」を使った熟語には「拘束(こうそく)」や「拘留(こうりゅう)」などがあり、これらの熟語の方が聞き覚えがあるかもしれません。
「拘(かかずら)う」は余り耳にしない言い方ですが、この機会にぜひ覚えておいてくださいね。