今日の難読漢字は
「蘊奥」
「閨秀」
「俯せ」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「蘊奥」!
「蘊奥」は、ちょっと難しい漢字が使われています。
漢字のイメージから「おんおく」と読んでしまう方がいるかも。
でもそれは間違いです!
ちょっとだけヒント。
「蘊」の文字は「蘊蓄」の熟語だと読みやすくなるのでは?
さて、あなたは何と読みましたか?
「蘊奥」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「うんおう」
です!
「蘊奥」は、
「学問や芸能の極意や真髄」という意味の言葉です!
「蘊蓄」は「うんちく」と読みます。
「蘊」の文字には「積み集められたもの」という意味があり、
知識や経験が集められていることを表します。
「奥」には「奥行き」のような意味のほかに、
「意味が深く、表面にでてこない」という意味もあります。
「奥義」などの読み方は、こちらの意味で使われています。
これらの意味が合わさって「学問や芸能の極意」という意味になっています。
ちなみに正しい表記は「うんおう」なのですが、
音読をする際は「うんのう」というのもOK。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「閨秀」!
「閨秀」は、「秀」の字は読みやすいですよね。
「優秀」や「秀逸」などと同じ読み方をします。
問題は「閨」の文字。
門構えの中の漢字がヒントとなるのですが……。
さて、あなたは何と読みましたか?
「閨秀」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「けいしゅう」
です!
「閨秀」は、
「学問や芸術などの分野において、非常に優れた才を持つ女性」
という意味の言葉です!
見た目からは想像できませんが、女性にのみ使われる言葉なんです。
実は「閨」の文字には、女性や夫婦の寝室という意味があります。
その意味が転じて、女性・女流という意味になっています。
褒め言葉でばあるのですが、現在は使うのに注意が必要。
「女性なのにすごい」という意味で使ってしまうと、
女性蔑視の印象が強くなってしまう可能性も。
普段はなかなか使う機会のない漢字だからこそ、
勘違いして覚えてしまうのは危険な言葉。
読み方だけではなく、使い方を覚えてこそ漢字マスターです!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後の難読漢字は「俯せ」!
「俯せ」は、実はとても身近な言葉。
これをお読みのあなたも、かならずやったことがある体勢です!
老若男女誰でもする体勢なので、子どもでも通じる言葉。
もう一つヒント。
「〇〇〇せ」と、ひらがな3文字がはまります!
さて、あなたは何と読みましたか?
「俯せ」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「うつぶせ」
です!
「俯せ」は、
「おなかを下にして横になる体制」という意味の言葉です!
寝る時にうつ伏せになったり、
マッサージや整体などでもこの体勢になりますよね。
漢字の印象から「ふせ」と読んでしまった方もいるのではないでしょうか?
この漢字以外にも「うつ伏せ」とも書くため、
こちらの方が馴染み深いかもしれません。
ちなみに天井をむいて寝る体勢は「仰向け」。
こちらはよく見かけるお馴染みの漢字で読みやすいと思います。
合わせて覚えておきましょう!
普段よく使う言葉でも、漢字にしてみると読みにくい「俯せ」。
対義語も合わせて覚えて、スマートに読めるようになりましょう!
どの漢字も、覚えておけばスマートに使いこなせます。
ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!