「捥ぐ」って何て読むかわかりますか?
(うで)という漢字に似ていますが、「腕」ではありません。
手へんがついていますので、「手」に関係した漢字のようですが……。
さて、何と読むのでしょうか?
「捥ぐ」の読み方のヒントは?
意味は「ねじってひっぱり取る」です。
「このリンゴは捥ぎたてです」
という場合に使います。
さあ、何と読むか分かりましたか?
「捥ぐ」の読み方、正解は……
正解は……
「もぐ」
です。
「捥ぐ」と似たような意味で、「摘む」(つむ)がありますが少し違います。
「摘む」は「指などで挟んでとる」という意味があり、イチゴやお茶は「摘む」と表現します。
リンゴなどの実をとるときに、簡単にちぎれないものは「捥ぐ」と言います。
いちごなどひっぱったらすぐにとれてしまうものには「摘む」が使われています。
また「摘む」には「あまり大きくならないうちにとってしまう」という意味もありますので、「悪の芽が育つ前に摘む」といった使い方もあります。
「捥ぐ」は「無理やり、力づくで奪う」という意味で「警察が犯人の拳銃を捥ぎとる」というときも使います。
「捥ぐ」と「摘む」は力の入れかたによって使い分けができそうですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ABOUT ME