「風情」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(ふうじょう)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?
「風情」読み方のヒントは?
ヒントは全体で3文字、「〇〇〇」となります。
ある名詞で、日本的な情緒や雰囲気を表すような言葉です。
何か思い当たるものはあるでしょうか?
「風情」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「ふ」です。
名詞につけると、一転して意味が変わる不思議な言葉です。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「風情」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ふぜい」
です!
「風情(ふぜい)」は物事の雰囲気や趣き、情緒や味わいのあるさまを表す言葉です。
とても日本的な言葉なのに意味を日本語で表現するのがとても難しいですね。
歴史的なお寺や庭などを前にした時にどことなく感じるもの、ただ具体的に何が風情なのかを表すことは、逆に野暮なのかももしれません。
このような上品で穏やかな雰囲気の言葉ですが、これを名詞に付けると一転してネガティブな言葉となります。
例えば「学生風情」というと、自分の場合は「私のような学生風情には理解できません」といった過度にへりくだった意味になります。
また相手に使う場合には「学生風情が知ったことを言うな」と、見下したような意味となります。