今回のお題は「継ぎ接ぎ」「競売」「切支丹」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「継ぎ接ぎ」
「継ぎ接ぎ」の読み方をご存じでしょうか?
「継ぐ」も「接ぐ」も「つぐ」と読めますが「つぎつぎ」と読むのは間違いです
普段の生活で使われる言葉なので、直観的にピンと来た人も多いかもしれませんね。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「継ぎ接ぎ」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇ぎ〇ぎ」の4文字です
- 継ぎ接ぎとは、形や色などの異なる布を剝ぎ合わせる手法のこと
- 「継ぎ接ぎだらけの貧しい着物」のように使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「継ぎ接ぎ」の読み方!正解は!?
正解は「つぎはぎ」です!
ヒントでほとんどの方が正解できたと思いますが、いかがでしょう。
「継ぎ接ぎ(つぎはぎ)」とはヒントでも示したように、色や形、素材などが異なる布を剝ぎ合わせる手芸の手法のことです。
「継ぐ」も「接ぐ」も読み方は同じで「つぐ」になりますが、本来の意味は次のように若干ことなります。
- 継ぐ:家業などの地位や経営を前任者から引き継いで行うこと
- 接ぐ:離れているものをつなぎ合わせること
継ぎ接ぎは、似た意味の言葉を重ね合わせた言葉ですね。
「接ぎ(はぎ)」を「つぎ」と読まないように注意しましょう。
2問目はこの漢字!「競売」
「競売」の読み方をご存じでしょうか?
一般用語では「きょうばい」と読みますが、実はこの熟語にはもう一つ法律用語としての読み方が存在します。
今回は法律用語の読み方でお答えください。
さて、あなたには法律用語としての読み方がわかりますか?
「競売」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- マイホームのローンと関係があります
- 裁判所を通じて強制的に行われます
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「競売」の読み方!正解は!?
正解は「けいばい」です!
「競売」は「きょうばい」とも「けいばい」とも読めますが、読み方によって以下のように内容が異なります。
- 競売(きょうばい):美術品や骨董品などの価格を大勢の買い手で競い、最も高値を付けた人に売ること
- 競売(けいばい):住宅ローンの支払いが滞った際に抵当権の設定された自宅が競売という形で、裁判所を通じて強制的に売りに出されること
前述したように「競売(けいばい)」は法律用語なので、一般的な「競り売り」の場合は「競売(きょうばい)」と読むように気をつけましょう。
最後はこの漢字!「切支丹」
「切支丹」の読み方をご存じでしょうか?
素直に読めば「せっしたん」ですが、それは間違いです。
歴史の授業などで耳にしたことのある言葉だと思いますが…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「切支丹」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の4文字です。
- 外来語の1つ。
- 宗教に関連した言葉です。
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「切支丹」の読み方!正解は!?
正解は「キリシタン」です!
「切支丹(キリシタン)」とは、1549年(天文18年)にフランシスコ・ザビエルが布教して日本に広まったカトリック系のキリスト教、またはその信者のことです。
江戸幕府はキリスト教を邪教として弾圧しました。
もともとは「吉利支丹」と書かれていたのですが、徳川綱吉が将軍となってから「吉」の字を避けて「切支丹」と表記されるようになったということです。
禁教後は「鬼理死丹」「切死丹」などと書かれることもありました。