「鹿十」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(しかじゅう)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?
「鹿十」読み方のヒントは?
ヒントは全体で3文字、「〇〇〇」となります。
ある行動を表した名詞で、日常的に使われることも珍しくない言葉です。
何か思い当たるものはあるでしょうか?
「鹿十」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「し」です。
漢字よりもカタカナで表記することが多い印象があります。
あまり良い意味の言葉ではなく、元々はヤクザの符牒だったとか。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「鹿十」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「しかと」
です!
「鹿十(しかと)」とは、特定の人物を無視することを意味する言葉です。
少し昔のヤンキーなどが「シカトしてんじゃねーよ!」と言うイメージがありますね。
こういう悪い言葉でありがちな、する側が使う言葉ではなく、例のとおり、されている側が使うことが多い印象ですね。
語源は、花札にある10月の札に描かれた鹿と言われています。
この鹿がそっぽを向いていることから、無視することを鹿と十月にかけて、博打打ちが鹿十(しかと)と言い出したそうです。
(十月だからではなく10点札だから、という説もあるようです)
個人的にはその鹿は、そっぽを向いて無視をしているというよりも、紅葉のほうに夢中になっているだけに見えるんですよね。