今回は「蕺」「無欲恬淡」「逆様」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「蕺」
蕺の読み方をご存じでしょうか?
「しぶき」とも読みますが、今回はそれ以外の読み方でお答えください。
草冠がついているので植物の名前のようですね…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
蕺の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- ハート形の葉と独特の香りが特徴です
- 古くは「しぶき」と呼ばれていたという説も
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
蕺の読み方!正解は!?
正解は「どくだみ」です!
「蕺(どくだみ)」と書いて「しぶき」とも読むことができ、どくだみの古名とも言われていますが、はっきりとしたことは定かではありません。
どくだみは都会でもよく見かけるのでご存じの方も多いでしょう。
湿気の多い日陰に生え、15~35cmの高さがあります。
強い解毒作用を持つため、古くから薬用として用いられてきました。
名前を聞くと毒性があるのかと誤解してしまいますが、実際には薬としての効果はあるものの、毒性は全くありません。
2問目はこの漢字!「無欲恬淡」
「無欲恬淡」の読み方をご存じでしょうか?
見たイメージのままに読むと「むよくかったん」ですが、残念ながら間違いです。
しかし「無欲」の部分は正解ですよ。
問題は「恬淡」の読み方ですが…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
無欲恬淡の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇〇〇」の7文字です
- 意味は、欲が無くて物事に執着しないこと
- 「彼は物欲の少ない、無欲恬淡な性格ですね」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
無欲恬淡の読み方!正解は!?
正解は「むよくてんたん」です!
「無欲恬淡(むよくてんたん)」の「無欲(むよく)」も「恬淡(てんたん)」も、欲が無くて物事に執着しないという意味を持ちます。
「無欲恬淡」という四文字熟語は同じ意味の単語を重ねることで、強調した言葉ですね。
「恬(てん)」という字は「活(かつ)」に似ているため「恬淡」を「かったんと」読んでしまいがちです。
しかし「恬」には「かつ」という読み方は無いため注意しましょう。
最後はこの漢字!「逆様」
「逆様」の読み方をご存じでしょうか?
そのまま素直に「ぎゃくさま」と読むのは間違いですよ。
日常的に使う言葉なので、簡単に分かった方も多いのでは…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「逆様」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- 物事の上下や左右が反対になっていることをいいます
- 「絵の上下が逆様になっているよ」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「逆様」の読み方!正解は!?
正解は「さかさま」です!
また「さかしま」と読むのも正解で、意味は同じになります。
「逆様(さかさま)」の意味は、物事の上下や左右が本来とは反対になっていることや、道理に反すること。
以下は「逆様」を用いた例文です。
- パズルのピースが逆様になってるから、うまく入らないんだよ
- 先生が間違ったことをして生徒に注意されるとは、全く逆様ですね
- デザートを食事の前に食べるのは逆様です
「逆様」の類義語には「反対(はんたい)」「あべこべ」「逆(ぎゃく)」「裏腹(うらはら)」などがあります。