漢字読み講座

「嗄れ声」「氷柱」「有卦」これらの読み方は?【難読漢字に挑戦!】

今回のお題は「嗄れ声」「氷柱」「有卦」です。

どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…

あなたには全て読むことができますか?

1問目はこの漢字から!「嗄れ声」

「嗄れ声」の読み方をご存じでしょうか?

「かれごえ」以外の読み方でお答えくださいね。

日常的によく耳にする言葉なので、すぐにピンと来た方もいらっしゃるかも。

さて、あなたには読むことができますか?

「嗄れ声」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇れ〇〇」の6文字です。
  2. ハスキーボイスを「嗄れ声」と呼ぶことも。
  3. カラオケで歌いすぎて嗄れ声になった。

以上の3つのヒントから、考えてみてくださいね。

「嗄れ声」の読み方!正解は!?

正解は「しゃがれごえ」または「しわがれごえ」です!

確かによく耳にする言葉ですが、漢字で書いているのはあまり見かけませんよね。

かすれてガサガサとした声という意味で、一般に言う「かれた声」のことです。

「嗄れる」と書いて「かれる」と読むことができますが、「かれる」という言葉には下のように様々な使い方があります。

  • 声がかれる:嗄れる
  • 植物がかれる:枯れる
  • 井戸の水がかれる、才能がかれる:涸れる
  • 水分を失い、ひからびてかれる:槁れる

それぞれに漢字が異なるので、注意が必要です。

2問目はこの漢字!「氷柱」

「氷柱」って何て読むか分かりますか?

(こおりばしら)とも読みます。

(ひょうちゅう)とも読みますが、もっと一般的な読み方があります。

 

ひらがな3文字です。

”○○○”

 

冬の寒い時期に、屋根などで見ることができます。

 

さあ、一体何と読むのでしょうか?

 

「氷柱」の読み方のヒントは?

「氷柱」とは水の雫が凍って、棒状に垂れ下がったものを指します。

 

「垂氷」(たるひ)と表現することも。

 

冬の季語として、俳句などに読まれることもあります。

 

何と読むか分かりましたか?

「氷柱」の読み方、正解は……

Gゼロインソール

正解は……

 

「つらら」

 

です!

「氷柱」を(こおりばしら)と読むときは、人工的に氷を角柱形にした氷の柱のことを意味します。

 

エアコンなどが無かった時代に、室内に氷柱(こおりばしら)を作って涼んでいました。

 

氷柱(こおりばしら)と読むときは、夏の風物詩になります。

 

埼玉県秩父には「日本三大氷柱」と呼ばれる氷柱(つらら)の名所があります。

 

「三十槌の氷柱」(みそつちのつらら)「あしがくぼの氷柱」(あしがくぼのひょうちゅう)「尾ノ内氷柱」(おのうちひょうちゅう)です。

 

冬の幻想的な氷の世界を楽しめますので、ぜひ一度行ってみてくださいね!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

最後はこの漢字!「有卦」

「有卦」の読み方をご存じでしょうか?

パッと見た印象で「ゆうかけ」と読んでしまいそうですが、もちろん間違いです。

「かける」という漢字は「掛ける」なので手偏が付いていますね。

漢字検定1級クラスの難題です。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「有卦」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇」の2文字です
  2. 占いで使われる言葉です
  3. 「良いことばかりで有卦に入ったようだ」のように使います

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「有卦」の読み方!正解は!?

正解は「うけ」です!

「有卦(うけ)」とは陰陽道での幸運の年回りのこと。

また「有卦に入る(うけにいる)」とは、幸運期に入って良いことばかりが続くことを言います。

この場合の「入る」は「いる」と読み、「はいる」とは読まないため注意が必要です。

陰陽道では、有卦の吉年が7年続いた後に、無卦(むけ)の凶年が5年続くと言われているそうです。

良いことが続いた後は、気を引き締めていきましょう…!

ABOUT ME
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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!