今日の難読漢字は
「墺斯太利」
「隔靴掻痒」
「奸計」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「墺斯太利」!
「墺斯太利」は、見慣れない漢字もありますよね。
これを読めれば漢字検定1級相当の腕前という、とても難しい問題なんです。
ヒントを出すと、この4文字で表すのは国名!
漢字一文字だと「墺」と表す、ヨーロッパの国といえば……?
さて、あなたは何と読みましたか?
「墺斯太利」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「オーストリア」
です!
「墺斯太利」は、
「オーストリアの国名の漢字表記」です!
これを読めた方はかなりすごいのですが、
中には「あれ、オーストリアって別の漢字だったような…?」と
お思いの方がいるかもしれません。
実は国名を表す漢字表記は複数あるものが多く、
オーストリアにもたくさん漢字表記があるのです。
一例を出すと
- 墺太利
- 墺地利
- 墺土地利
- 墺太利亜
- 墺西太利亜
- 澳地利
- 澳州
- 窩窩所徳礼幾
など!特に最後はよくわかりませんよね(笑)。
一般的には「墺」が「オーストリアを表す」と覚えておけばOK!
今回紹介した表記は、一般教養以上の知識といえます!
とはいっても、知って損はないのが知識。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「隔靴掻痒」!
「隔靴掻痒」は、見ての通り四字熟語。
面白い表現をする四字熟語なので、知っている方が多いかも?
読み方のヒントは「か〇〇そ〇〇う」!
何が当てはまるか、漢字の音読みから探ってみましょう。
さて、あなたは何と読みましたか?
「隔靴掻痒」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「かっかそうよう」
です!
「隔靴掻痒」は、
「思い通りにならず、もどかしい」という意味の言葉です!
なんでそんな意味になるの?と思う方は、
漢字から情景を思い浮かべてみましょう。
「隔靴」とは「靴を隔てている」ということ。
「掻痒」は「痒いところを掻く」ということです。
つまり「靴の上から痒いところを掻いている」というシーンなんです。
靴の上から足の痒いところを掻こうとしても、
当然痒さは改善しませんよね。
この「もどかしさ」が「隔靴掻痒」の意味
「もどかしい」「思い通りにいかない」になったのです。
一度覚えてしまえば、とても印象に残る「隔靴掻痒」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後の難読漢字は「奸計」!
「奸計」は、漢字の読み方のルールをご存知の方なら
すんなり読めてしまうかも。
もう少しヒントを出すと、読み方は4文字。
「か〇〇い」の〇〇に当てはまる文字を考えてみましょう!
さて、あなたは何と読みましたか?
「奸計」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「かんけい」
です!
「奸計」は、
「よくない計画」や「わるだくみ」という意味の言葉!
例文としては
「こちらの奸計にまんまと引っかかってくれた」
「見た目は善人なのに、奸計をめぐらせている人だ」
など、意味同様にネガティブな文章で使われます。
表立っては悪いことをせず、あれこれと悪巧みを考えるという意味合いが強い言葉。
「Aさんの昇進を遮ったのはBさんの奸計だった」のように
裏で暗躍して悪事を働いている時に使われますよ。
似たような言葉には「手練(てれん)」や「謀略」などがあります。
自分では、巡らせることもハマることもしたくない「奸計」。
漢字だけでも読めるようになりましょう!
どの漢字も、覚えておけば使いこなせます。
ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!