今日の難解漢字は
「樏」
「競り」
「隠蔽」
「瘋癲」
「文盲」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「樏」です!
- 2 「樏」・・・の読み方のヒントは・・・?
- 3 「樏」の読み方の答えは・・・
- 4 2つ目の漢字は「競り」です!
- 5 「競り」読み方のヒントは?
- 6 「競り」読み方のもうひとつのヒントは?
- 7 「競り」の読み方、正解は・・・
- 8 3つ目の漢字は「隠蔽」です!
- 9 「隠蔽」読み方のヒントは?
- 10 「隠蔽」読み方のもうひとつのヒントは?
- 11 「隠蔽」の読み方、正解は・・・
- 12 4つ目の漢字は「瘋癲」です!
- 13 「瘋癲」読み方のヒント!
- 14 「瘋癲」の読み方、正解は…
- 15 5つ目の漢字は「文盲」です!
- 16 「文盲」の読み方のヒントは・・・?
- 17 「文盲」の読み方の答えは・・・
- 18 まとめ
1つ目の漢字は「樏」です!
「樏」は、昔ながら日本で使われてきた民具の1つです。
現在では普段使いしている人はほぼいないと思いますが・・・
皆さんも知っている民具ですよ!
何と読む民具なのか、さっそく見ていきましょう。
「樏」・・・の読み方のヒントは・・・?
それでは、「樏」がどのように使う民具なのかを紹介していきましょう。
- 不安定な地面を歩くための道具
- 豪雪地帯で雪に足が埋もれずに歩くために多く使われてきた道具
- 忍者が水の上を歩くために使っていたと言われる「水蜘蛛」に似ている道具
雪の上を歩くための道具と言えば・・・分かりましたよね?
「樏」の読み方の答えは・・・
正解は、「かんじき」でした!
「樏(かんじき)」は、何と縄文時代の遺跡からも出土された歴史の古い民具なのです。
田んぼの泥に足が埋もれないようにする「板樏(いたかんじき)」や雪上で使う「輪樏(わかんじき」、氷上を歩くために鉄でできた「鉄樏(てつかんじき)」など、さまざまな種類があります。
現代ではかんじきを普段使いすることはほぼないですが、現代版の「樏」と言われるのが「スノーシュー」です。
「樏」も「スノーシュー」も、スキー場などの雪山でアクティビティとして楽しまれていますよね。
ちなみに「樏(かんじき)」と同じ意味で読み方も同じ「かんじき」の漢字には「橇」「檋」「梮」の3つがあります。
どれも難しくて読めない漢字ですよね・・・
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
2つ目の漢字は「競り」です!
「競り」と書いて、なんと読むか分かりますか?
耳で聞けば納得ですが、あまり書くことは無いかもしれません。
しかし日常生活でも、色々な所で使われている漢字ですよ!
仕事によっては、毎日「競り」に行くという人も居ると思います。
さて、「競り」と書いてなんと読むでしょうか?
「競り」読み方のヒントは?
「競」は、徒競走(ときょうそう)、競輪(けいりん)、競馬(けいば)など、何かと競う(きそう)という漢字です。
ここでいう「競り」も誰かと競うことになります。
「競り」は主に朝の市場で使われています。
生花、果実、魚などなど。
市場見学に行くと、朝からみんな活気が良くて元気が出ます。
生もの以外の競りは、最近ではオークションが多いですね。
競りでもオークションでも、競い合って競り落とします。
「競り」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇り」です!
さて、もうわかりましたか?
「競り」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「せり」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
3つ目の漢字は「隠蔽」です!
「隠蔽」と書いて、なんと読むか分かりますか?
「隠」という漢字が、隠す、隠れるという意味で、
「蔽」が、おおう、 おおい隠す、という意味です。
どちらも隠す事には変わりのない漢字がふたつ繋がって、「隠蔽」と書いてなんと読むでしょうか?
「隠蔽」読み方のヒントは?
「隠蔽」は、故意におおいかくすことで、主に「失敗や悪事などを隠蔽する」と使います。
パッと見ると分からないかもしれませんが、よく使われている言葉です。
もしかすると小さな隠蔽は自分でもやっているかもしれません。
小さな隠蔽から大きな隠蔽まであり、大きな隠蔽は罪に問われることも…!?
「隠」は「隠居」「隠逸」など、隠れ住むという意味もあります。
「隠蔽」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「隠蔽」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「いんぺい」
です!
隠蔽体質の人や会社が多いので、小さなことでも事件となれば大きく報道されてしまいます。
完璧主義な人ほど隠蔽体質の人が多いですね。
ぜひ、覚えておきましょう。
4つ目の漢字は「瘋癲」です!
「瘋癲」
これなんて読むかわかりますか?
書くのも難しいこの漢字。
読むのもなんだかクセがありそうですね。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「瘋癲」読み方のヒント!
「瘋癲」は、なんだか見た目がいかついですよね。
ですが、とてもお馴染みな言葉として使われているのです。
それが「瘋癲の寅」!
これで読めるようになった方が多いのではないでしょうか?
さて、読めたでしょうか?
「瘋癲」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「ふうてん」
です!
「瘋癲」とは、
「精神の状態が正常でないことや、その人。」
「定職を持たず、ぶらぶらと暮らしている人。」という意味です!
そう「瘋癲の寅」とは、映画「男はつらいよ」の寅さんのこと。
まさに寅さんの生き方を表現したような言葉なんです!
また、日本における60〜70年代のヒッピーの俗称としても
「フーテン」が使われていますよ。
どのような使い方にしろ、すこし批判や自虐の意味合いが含まれます。
特に、精神疾患を持っているような意味合いもあるため、
使う時には注意が必要ですよ。
なんとなく使っている言葉でも、
読み方や使い方を知ると、よりしっかりと使いこなせます。
教養の一つとしてスマートに読めるようになりましょう!
5つ目の漢字は「文盲」です!
「文盲」の読み方は、何となく知っているけど正解なのか微妙・・・という人も多いのではないでしょうか?
「ぶんもう」のような?「ぶんもく」だったかな?
なんて、曖昧だという人はこの機会に正解をしっかり覚えましょう!
それではさっそくいきますよ!
「文盲」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです。
「文盲」の「文」には、「ふみ・ぶん・もん」という読み方があります。
「盲」には、「もう・ぼう・くら(い)」という読み方があります。
このうちの2つを組み合わせれば答えができますよ!
「文盲」の読み方の答えは・・・
正解は、「もんもう」でした!
「文盲(もんもう)」という言葉自体聞きなれないという人も多いかもしれません。
「文盲(もんもう)」とは、学校に通える環境ではなかったなどの理由で文字の読み書きができない人の事を指す言葉です。
病気や障害などが原因ではなく、環境が原因で読み書きできない人を指すのが特徴です。
似た意味の言葉に「非識字」があります。
1つの国における文盲(非識字)の人の割合のことを「文盲率・識字率」と呼びますが、日本はほぼ100%を誇っているんですよ。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!