今日の難解漢字は
「目処」
「助太刀」
「瑪瑙」
「手薬煉」
「急坂」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「目処」です!
- 2 「目処」読み方のヒントは?
- 3 「目処」読み方のもうひとつのヒントは?
- 4 「目処」の読み方、正解は・・・
- 5 2つ目の漢字は「助太刀」です!
- 6 「助太刀」読み方のヒントは?
- 7 「助太刀」読み方のもうひとつのヒントは?
- 8 「助太刀」の読み方、正解は・・・
- 9 3つ目の漢字は「瑪瑙」です!
- 10 「瑪瑙」読み方のヒント!
- 11 「瑪瑙」の読み方、正解は…
- 12 4つ目の漢字は「手薬煉」です!
- 13 「手薬煉」読み方のヒント!
- 14 「手薬煉」の読み方、正解は…
- 15 5つ目の漢字は「急坂」です!
- 16 「急坂」の読み方のヒントは・・・?
- 17 「急坂」の読み方の答えは・・・
- 18 まとめ
1つ目の漢字は「目処」です!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/07/f8e1eaeb66f02e87fd84c780158f57a7.png)
「目処」と書いて、なんと読むか分かりますか?
(もくど)とも読みませんし、目の付け所という意味でもありません。
多くの人が、仕事でよく口にする言葉だと思います。
何事も「目処」を付けなければ、先の予定が立たず行き当たりばったりになってしまうからです。
さて、「目処」と書いて、なんと読むでしょうか?
「目処」読み方のヒントは?
「目処」とは、めざす所、めあて、目標、物事の見通しのことです。
学校でも仕事でも、とりあえずの目処が立つ所まで来たら、半分完成したような気分になります。
そういう時に「目処がついてホッとした。」と使うことができます。
とりあえず、目処さえつけば安心です!
飲食店などでも、ピークを過ぎれば「その日の終わりの目処」が付くのではないでしょうか?
「目処」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇」です。
目途でも同じ読み方・意味ですが、目途は公的文章などで使います。
さて、もうわかりましたか?
「目処」の読み方、正解は・・・
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/11/kanpatu-seikai.jpg)
正解は・・・
「めど」
です!
目処が立たない状況が一番不安ですね!
ぜひ、覚えておきましょう。
2つ目の漢字は「助太刀」です!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/09/c03a83fbd37cb594787d34428b8ea845.png)
「助太刀」と書いて、なんと読むか分かりますか?
太刀というのは、昔の刀の事で約80センチくらいの刀剣の事です。
味方が困っている時に、助けるために刀を抜いて一緒に戦う事を「助太刀」といっていました。
今では日常生活において、力を貸すという意味で使われています。
さて、「助太刀」と書いてなんと読むでしょうか?
「助太刀」読み方のヒントは?
最大のヒントは「助太刀致す!」ですね!
特に焦っている時の助太刀は非常に助かります。
盛大に感謝したい所です。
たとえば、引っ越し準備が間に合わない時、仕事が終わらない時、とにかく人手が欲しい時。
颯爽と現れて手伝ってくれたなら、誰だって天使に見えます。
自分もまた、凄く煮詰まっている人の事を、サッと助けられるような人になりたいものです。
「助太刀」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です!
さて、もうわかりましたか?
「助太刀」の読み方、正解は・・・
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/11/choufu-seikai.jpg)
正解は・・・
「すけだち」
です!
「〇〇殿、すけだちいたす~~!」なんて時代劇によく出てきますね!
あれが「助太刀」の事です。
ぜひ、覚えておきましょう。
3つ目の漢字は「瑪瑙」です!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/06/toi_kanji_155.jpg)
「瑪瑙」
これ、何と読むかわかりますか?
人によっては簡単に読めたり、
なんなら持っていたりするものなのですが…
さあ、あなたは何と読みましたか?
「瑪瑙」読み方のヒント!
「瑪瑙」は、英語でいうと「agate(アゲート)」のこと。
世界的にも人気のとあるものの名前なんです。
大ヒントは「宝石の一種」!
さて、読めたでしょうか?
「瑪瑙」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「めのう」
です!
「瑪瑙」は、
「微細な石英の結晶が集まってできた宝石の一種」です。
色や産出地はさまざまで、
南米やヨーロッパではカラフルなものが多く採石できるのだそう。
実は日本でも発見されている、とっても身近な宝石なんですよ。
古くから貴重な宝石として、装飾品や彫刻に使われてきた瑪瑙。
仏教においての貴重な七種のお宝「七宝」のなかにも
瑪瑙が含まれていることからも、その歴史がうかがえます。
近年でもパワーストーンとして知られています。
特に「ブラックオニキス(黒瑪瑙)」は魔除けの効果があるとして、
人気の種類なのだとか!
漢字は知らなくても瑪瑙は身につけていた!という方がいるかもしれません。
これを機に漢字や読み方を覚えて、スマートに読めるようになりましょう!
4つ目の漢字は「手薬煉」です!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/07/toi_kanji_177.jpg)
「手薬煉」
これなんて読むかわかりますか?
難しい漢字ではないですが、なんとなく見慣れないこの言葉。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「手薬煉」読み方のヒント!
「手薬煉」とみると「てやくれん」と読みたくなってしまいますよね。
実はこの漢字は、ある慣用句として使われています。
それは「手薬煉を引く」!
これでわかった人もいるのでは?
さて、読めたでしょうか?
「手薬煉」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「てぐすね」
です!
「手薬煉」とは、
「手に薬練を塗ること」という意味です!
…といっても良くわかりませんよね笑
「薬煉」とは、松脂を油で煮て練り混ぜたもの。
とても粘着力が強く、滑り止めとして使われていたそうです。
弓の弦に塗ることで、補強材としても使われていたのだとか。
つまり「手薬煉を引く」とは、
「薬煉を塗って、戦いに備えておく」という意味。
転じて、準備を十分に整えて敵を待ち構えるという意味に使われています。
単に「準備をして待っている」という時にも使われていて、
現在はこちらの意味で、よく使われていますね。
なんとなく使っている言葉でも、
読み方や由来を知ると、よりしっかりと使いこなせます。
教養の一つとしてスマートに読めるようになりましょう!
5つ目の漢字は「急坂」です!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/11/eb4f61de8bfe5e880b20aa3852375ad8.png)
「急(きゅう)な坂(さか)」なんて、簡単な漢字ですよね。
だけど「急坂」となると正しい読み方が分からない・・・
「きゅうさか」?「きゅうざか」?
残念ながらどちらも違います。
何と読むのか、さっそく見ていきましょう!
「急坂」の読み方のヒントは・・・?
「急」の読み方は、訓読みだと「急(いそ)ぐ」、「急(せ)く」という2つの読み方があります。
ところが音読みでは、「急(きゅう)」の1種類だけしかありません。
つまり、「急坂」の読み方は「きゅう~」となります。
「急坂」の「坂」の読み方はひらがなで2文字なので、「きゅう〇〇」となります!
〇〇の中に当てはまるひらがなを考えてみましょう!
「急坂」の読み方の答えは・・・
正解は、「きゅうはん」でした!
「坂」という漢字は、訓読みだと「さか」、音読みだと「はん(ばん)」という読み方があるのです。
「急坂(きゅうはん)」とは文字通り、傾斜の急な坂道を指す言葉です。
これでもう、「きゅうさか」「きゅうざか」などと間違うことはありませんね!
ちなみに運転免許を取得する際に勉強する「勾配の急な上り坂」の定義は、およそ6度以上の坂を指すんですって。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!