今回のお題は「簀の子」「額ずく」「闖入」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「簀の子」
「簀の子」
何の子だろう?と思ってしまうこの漢字。
あなたは読めるでしょうか?
「簀の子」読み方のヒント!
つい「さいのこ」と読んでしまいますが不正解!
「簀の子」は、とても身近なものの名前です。
お風呂やプールでよく見かけるものですが、
もしかすると、あなたは毎日使っているかも?
さて、あなたは読めますか?
「簀の子」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「すのこ」
です!
「簀の子」は
「板や竹を間を空けて並べて横板に打ちつけたもの」の総称。
言葉で説明すると仰々しいですが、
お風呂やプールで使ったり、
学校の玄関でも使われているアレです!
特に使われているのが簀の子ベッド。
通気性が良くカビが生えにくいので、日本の住宅には適しているとされています。
みなさんがお使いのものも、簀の子ベッドかもしれません!
また、演劇などで使われる舞台の天井にも簀の子が使われています。
天井から照明や緞帳を吊るすためには、
間が空いている簀の子がぴったり!
ちなみに舞台の簀の子のことを関西では、
ぶどうの木を支える棚に似ていることから「ぶどう棚」と呼ぶそうです。
生活に馴染みのあるものだと、
一度読めてしまえば覚えるのは簡単です。
これを機に、ぜひ読み方や意味をマスターしてくださいね!
2問目はこの漢字!「額ずく」
「額ずく」の読み方をご存じでしょうか?
もちろん「がくずく」と読むのは間違いです。
「額」という漢字は一般には「がく」「ひたい」と読みますが、今回の問題はもう一つの読み方になります。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「額ずく」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇ずく」の4文字です。
- 額を地面につけて拝礼すること。
- 「家来が王の前で額ずいた」などと使います。
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「額ずく」の読み方!正解は!?
正解は「ぬかずく」です!
小学校5年生で習う簡単な漢字ですが、意外と読めなかった方も多いでしょう。
「額」とは人のひたい(おでこ)のことを指します。
なので、額ずくとは「座った状態で地面や床に額をつけてお辞儀する」ことです。
ちなみに「額ずく」と似た行為に「土下座」があります。
しかし「額ずく」は、相手を「畏怖」「崇拝」する気持ちが背景にあるため、本質的に「土下座」とは異なると言えるでしょう。
最後はこの漢字!「闖入」
「闖入」の読み方をご存じでしょうか?
「闖」は「門がまえに馬」ですが「ばにゅう」と読むのはもちろん間違いですよ。
とはいえ、それなら何と読めばよいのやら…
あなたには正しい読み方がわかりますか?
「闖入」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字
- 無断で突然、どこかの場所に入り込むことです
- 「最近は闖入者が多くなっている」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「闖入」の読み方!正解は!?
正解は「ちんにゅう」です!
意味は、断りなく突然ある場所に入り込むことです。
似たような意味の言葉に「侵入(しんにゅう)」がありますが「侵入」は、領土や陣地を犯して入ってくるという意味。
対する「闖入」は、突然何の前触れもなく入ってくるということなので、少し意味合いが違いますね。
例文をあげると…
- コンビニにイノシシが闖入してきた
- 舞台に子供が闖入した
- 会議室の闖入者を防ぐ
以上のように使うことができます。