今回の難読漢字は「羊歯」「耽る」「心許無い」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「羊歯」
「羊歯」って何て読むか分かりますか?
(ようば)ではありません。
(ひつじは)でもありません。
植物の名前です。
葉が羊の歯に似ていることから名づけられたという説がありますが、諸説あるようです。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「羊歯」の読み方のヒントは?
ヒント① 花が咲かない非種子植物です。胞子で繁殖します。
ヒント② ひらがな2文字です。”〇〇”
ヒント③ ギザギザした葉っぱが特徴です。
ヒント④ 地球上に現れたのは、4億年以上前と言われています。
ヒント⑤ 正月の鏡餅と一緒に飾られています。
何と読むかわかりましたか?
「羊歯」の読み方、正解は……
正解は……
「しだ」
です!
「羊歯」は花が咲かない植物ですが、たくさんの花言葉があります。
「夢」「愛らしさ」「誠実」といったものや、夏至の夜に花を咲かせるというヨーロッパの言い伝えから「魅惑」という花言葉も持っています。
また「羊歯文様」といって、和食器や着物に「羊歯」の葉の模様が使われています。
「羊歯」は繁殖力が強いため「商売繁盛」「子孫繁栄」などの象徴とされています。
最後までお読みいただきありがとうございました!
2問目はこの漢字!「耽る」
「耽る」の読み方をご存じでしょうか?
何となく「はじる」と読んでしまいそうですが「恥じる」という字とは違うので要注意です。
一見簡単そうな漢字なのに読みにくいですね。
さて、あなたには正しく読むことができますか?
「耽る」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇る」の3文字です。
- 何かに夢中になること。
- 食事も忘れて本を読み耽る。
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「耽る」の読み方!正解は!?
正解は「ふける」です。
意味は、1つのことに没頭したり、他を忘れて夢中になったりすること。
子供の頃「いつまでも遊び耽っていないで宿題をしなさい」などと叱られた経験のある方も多いのではないでしょうか。
「耽る」と同じ語源の言葉に「更ける」があります。
いずれも深くなるという意味を持ちますが、「耽る」は何かに気持ちが深まって集中することを言い、「更ける」は「夜が更ける」のように時間が深まる(進む)ことを言います。
最後はこの漢字!「心許無い」
「心許無い」と書いて、なんと読むか分かりますか?
心が許せない・・・と書くので、なんとなく不安定なイメージで合っています。
人は誰でも落ち着けるようにと努力するものなので、不安な気持ちを解消しようと頑張りますよね。
特に、財布の中身が頼りないと落ち着きません。
さて、「心許無い」と書いてなんと読むでしょうか?
「心許無い」読み方のヒントは?
「心許無い」の意味は、頼りなく不安な様子、安心できないという意味です。
根拠がないものに対して不安な気持ちになる時などに使います。
「財布が心許無い」
「お父さんが入院してしまい心許無い日々が続く」
など安心感からは程遠い状態を表せています。
財布の中身がいくらならば安心するのかと問われれば答えられませんが、
少なくとも多ければ多いほど安心感がでるのではないでしょうか?
なんとなくわかりましたか?
「心許無い」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇ない」です。
さて、もうわかりましたか?
「心許無い」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「こころもとない」
です!
財布だけでなく、頼りなく気持ちが落ち着かない事も「心許無い」といいます。
ぜひ、覚えておきましょう。