今日の難読漢字は
「微酔」
「何れ」
「曜く」
の3つです。早速いってみましょう!
まず最初は「微酔」
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。
ある状態を表す言葉で、大人になるとたまにこうなりたくなる時があります。
最初の一文字目は「ほ」です。
漢字に酔が入っていることから、お酒に関係する言葉です。
微という字は少しという意味ですから、少しお酒によった状態といえば…?
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「微酔」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ほろよい」
です!
「微酔(ほろよい)」は、アルコールで少しだけ酔った状態を表す言葉です。
ほろ酔いのほろには「少し」とか「なんとなく」といった意味があり、「ほろ酔い」の他には「ほろ苦い」などにも使われます。
体質や状況にもよりますが、一般的にほろ酔いの状態は、気持ち的にもふんわりして、気分がよくて気持ちいいですね。
お酒を飲むときは、ほろ酔いくらいがちょうどいいと言えます。
サントリーから「ほろよい」というお酒が販売されていますが、3%と比較的軽めのアルコール度数と、
フルーツ風味や少し甘めの風味がとても飲みやすく人気のシリーズになっていますね。
私はカクテルのソルティドッグを思わせる、さわやかでほんのり甘じょっぱいグレフルソルティが大好きです。
大人になると誰でもひとつやふたつお酒での失敗経験があるかと思いますが、
時には取り返しのつかないこともありますので、
飲むにしてもほろよい程度で済ませるように、
お酒を楽しみたいものですね。
2つ目は「何れ」
ヒントは全体で3文字、「〇〇れ」となります。
日常的にもよく使われる言葉で、時間的な意味で使われたりします。
最初の一文字目は「い」です。
時間的な意味のほかにも、いくつかの選択肢のことを指す場合もあります。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「何れ」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「いずれ」
です!
「何れ(いずれ)」は、代名詞としては不定称の指示代名詞でどれ、どっちといった意味、副詞としては結局とかそのうちにといった結果や将来についてを指す言葉です。
英語でいうと、When(いつ)、Where(どこ)、Which(どっち)といった色々な意味で使える便利な言葉ですね。
また「いずれ」のほかにも「どれ」と読むこともできるそうです。
この言葉を使った慣用句に「何れ菖蒲か杜若(いずれあやめかかきつばた)」というものがあります。
これは「優れているもの(美しい女性に使うことが多い)が複数あって甲乙つけがたい」といった意味になります。
ここでのいずれを「いつか」という意味にとり、「いつか綺麗な女性に成長するんだろうなぁ」という意味だと勘違いしていました。
「末は博士か大臣か」とごっちゃになっていたようです。
こういった色んな意味を持つ言葉は、使い方は難しいかもしれませんが、上手に使えれば文章に品や雰囲気が出てくるような気がします。
最後の難読漢字は「曜く」
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇く」となります。
ある動詞で、他の漢字で表記することが多いでしょうか。
最初の一文字目は「か」です。
月曜日とか火曜日とかに使われる、曜日の曜、ですね。
この感じは他にもお日様や星といった意味があります。
そういった空にある天体のイメージともあうのがこの読み方です。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「曜く」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「かがやく」
です!
「曜く(かがやく)」は、ひかりかがやく、明るく照らすという意味の言葉です。
一般的には「輝く」と表記することが多いでしょうか。
他にも「耀く」「燿く」「煌く」「赫く」などなど、色んな「かがやく」があるようです。
太陽・月・火星・水星・木星・金星・土星の肉眼で見ることができる7つの天体を七曜と言い、これが元となって曜日が決まったそうです。
土日がお休みなことが多いので、休みが始まる金曜の夜を「華金(はなきん)」といって遊びに繰り出す、といった文化が一昔前にありました。
今では正直あまり定着しているとは言い難いですが、その月の最後の金曜日を「プレミアムフライデー」といって皆それぞれ思い思いに
楽しく豊かに過ごしましょう、という取り組みが政府主導でありました。
個人的には月末の金曜日に限らず、昔の土曜日のようにすべての金曜日の午後をお休みにしちゃえばいいのに、と思っています(笑)。