漢字読み講座

【今日の難読漢字】「金鳳花」「十把一絡げ」「益もない」全部読めたら漢字マスター!「益もない」を「えきもない」と読んだあなたは

今日の難読漢字は

「金鳳花

「十把一絡げ」

「益もない」

です!

 

あなたは正しく読めますか?

 

最初の難読漢字は「金鳳花」!

「金鳳花」は、見た目からして花の名前ですよね。

実際に花の名前で、北半球に多く生息している植物です。

 

読み方で難しいのは「鳳」ですが、

「鳳凰」という言葉でも使われているので、なんとなく読めるかも?

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「金鳳花」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「きんぽうげ

です!

 

「金鳳花」は、

「キンポウゲ科の双子葉植物の総称」という意味の言葉です!

一般的には、黄色くて小さな花弁の可憐な花を指すことが多いですよ。

ちなみに地域によっては「ウマノアシガタ」「ウマゼリ」とも呼ばれます。

 

ヒントとして出した「鳳凰」の読み方は「ほうおう」です。

「ほう」の読み方が読みやすく変化して「きんぽうげ」となりました。

 

ちなみに可憐な印象のある花ですが、

同じキンポウゲ科には、猛毒の「トリカブト」も属しています!

金鳳花に限らず、毒のある植物は意外に多いもの。

無闇に触ったり食べたりするのはやめておきましょう!

 

読めてしまえば簡単な漢字「金鳳花」。

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

 

次の難読漢字は「十把一絡げ」!

「十把一絡げ」は、「十把」の読み方が特殊かも。

「じゅうわいちらくげ」ではありません!

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「十把一絡げ」の読み方、正解は…

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「じっぱひとからげ

です!

 

「十把一絡げ」は、

「いろいろな種類のものを、いっしょくたにまとめておく」という意味の言葉です!

 

「把」は「束」のこと。

つまり「十把」とは「十束」という意味になります。

 

それを「ひと絡げ」=束ねてまとめておく、巻きつけておくということは……

別々のジャンルのものをまとめてある、という意味になるんです。

 

さまざまなものが集まっている、と聞くといいイメージを浮かべる方もいますよね。

でも実は「十把一絡げ」はネガティブな意味で使われます。

 

ニュアンスとしては

「本当は個別にしておくものなのに、雑にまとめちゃったなあ」

という感じ。仕事の雑さや大雑把な性格が見えますよね。

そうそう、「大雑把」にも「把」が使われています!

 

言われたら嫌だけど、知識としては知っておきたい「十把一絡げ」。

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

 

 

最後の難読漢字は「益もない」!

「益もない」は、普通に読んでしまうと間違えがち。

あなたも「えきもない」「ますもない」なんて読んでいませんか?

 

正解の読み方は「御利益」と同じ読み方!

えっ「えきもない」じゃないのかって?

実は違うんです…

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「益もない」の読み方、正解は…

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「やくもない

です!

 

「益もない」は、

「なんの利益もなく、価値がない」「無駄なこと」という意味の言葉です!

 

ほかにも「益体もない」「益無い」と言うこともありますが、どれも同じ意味です。

 

「益」の文字自体には「ためになる」「役立つ」という意味や、

「儲けが出る」という意味があります。

それらが無いのだから、無価値なことを表すのは納得ですよね。

 

「益」の漢字は一般的に「ます」「えき」といった読み。

「やく」と読むので一番有名なのは「御利益」です。

「ごりえき」と読みそうになりますが「ごりやく」が正解。

「利益」だけの場合は「りえき」と読むので覚えておくと◎。

 

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

 

ABOUT ME
toi
コーヒーと文房具とディズニーをこよなく愛するライター。 漢字検定2級を取得しています!