今回は「諺」「果敢ない」「誰何」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「諺」
「諺」と書いて、なんと読むか分かりますか?
ヒントを先にいうと、ひらがなにすると4文字です!
誰でも必ず、知っている「諺」があります。
好きな「諺」やあまり好きではない「諺」もあると思います。
さて、「諺」と書いてなんと読むでしょうか?
「諺」読み方のヒントは?
「諺」とは鋭い風刺や教訓・知識を含んだ簡潔な言葉のことです。
「思い立ったが吉日」
「失敗は成功のもと」
「ちりも積もれば山となる」
「時は金なり」
「備えあれば憂いなし」
「早起きは三文の徳」
など大切な事を簡単に、でも深い意味で言い伝えてきました。
「転ばぬ先の杖」の事を「やぶからスティック」などと言って一世を風靡した人も。
「悪銭身に付かず」とかも有名ですね!
「二兎を追う者は一兎も得ず」なんて、言い得て妙で昔の人は本当にうまい事うと感心してしまいます。
「初心忘るべからず」なんて、とても大切な言葉です。
さて、これらの言葉を総称するとなんと言いますか?
「諺」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ことわざ」
です!
明日は明日の風が吹く、何事もおおらかな気持ちで居たい物です。
ぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「果敢ない」
「果敢ない」の読み方をご存じでしょうか?
そのまま素直に読むと「かかんない」になりますが、もちろん間違いです。
よく耳にする一般的な言葉ですよ。
さて、あなたには読むことができますか?
「果敢ない」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇ない」の4文字です
- 確かなことがなくて、消えていきやすい
- 「蝉の命は短く果敢ないものだ」のように使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「果敢ない」の読み方!正解は?
正解は「はかない」です。
誰でも知っている言葉ですが、通常は「儚(はかな)い」と書くことが多いため、読めなかった方も多いのではないでしょうか。
「はかない」という言葉には「淡く消えていく不確かなもの」といった意味があり、「優勝の夢は、はかないものだった」「美しい花が、はかなく散りゆく」などと使います。
また、「果敢」という文字は「果敢に挑戦する」という風にも使われており、その場合は「果敢(かかん)」と読むので、とても紛らわしいですね。
最後はこの漢字!「誰何」
「誰何」の読み方をご存じでしょうか?
もちろん「だれなに」と読むのは間違いです。
「誰」も「何」も簡単な漢字ですが、熟語になると途端に読みにくくなりますね。
難易度としてはかなり高めの問題です。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「誰何」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- 相手が誰なのかわからない時に、呼び止めて名を問いただすこと
- 立ち入り禁止区域に入ってしまい、警察に誰何された
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「誰何」の読み方!正解は!?
正解は「すいか」です!
日常で使う言葉ではないので、初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか?
意味はヒントでお伝えしたように、「相手が誰なのかわからない場合に呼び止めて名前などを問いただすこと」をいいます。
「すいか」という響きだけではなかなか意味がわかりませんが、「誰何」と漢字にした方が却って意味がわかりやすいですね。