漢字読み講座

今日の難読漢字は「磚子苗」「馬尾毛」「五倍子」の3問です!漢字3文字だけど読み方が2文字のものもあって難問ぞろいですよ!

今日の難読漢字は、

「磚子苗」

「馬尾毛」

「五倍子」

の3問です!

漢字3文字だけど読み方が2文字のものもあって難問ぞろいですよ!

「 磚子苗」という文字を見て、「苗(なえ)」という漢字や「種子」の「子」という漢字から「何かの植物かな?」と連想した人もいるかもしれません。

それではさっそく行きますよ!

難読漢字第1問「磚子苗」

植物の名前だと思ったあなたは・・・

正解です!

ある植物の名前なんですが、見慣れない漢字ですよね。

何と読むのか、早速見ていきましょう。

「磚子苗」の読み方のヒントは・・・?

それではヒントです。

「磚子苗」の読み方は、漢字1文字1文字の読み方とは全く異なる、いわば当て字のようなものです。

読み方はひらがなで「〇〇〇〇」の4文字

こんなヒントでは全く分かりそうにないですよね。

そこで大ヒント!

最初の2文字には、ペットとしても大人気のある動物の名前が入ります。

「猫派と〇〇派、あなたはどっち?」

などとよく話題になる〇〇です。

もう分かりましたか?

「磚子苗」の読み方の答えは・・・

正解は、「いぬくぐ」でした!

「磚子苗(いぬくぐ)」は、カヤツリグサ科の多年草です。

日当たりが良い場所に自生する、いわばたくましく育つ雑草です。

夏から秋にかけて、黄緑色の花穂を傘状に付けるのが特徴です。

きっと見たことがある人も多いはずですよ。

難読漢字第2問「馬尾毛」

今、『ウマ娘』が大人気となって競馬人気も高まっていますよね。

今回は、そんな馬に関する問題です!

「馬尾毛」って・・・何かわかりますか?

「馬のしっぽの毛のことじゃないの?」と思ったあなた。

正解です!

ただし、「馬尾毛」の読み方は「うまびけ」や「うまおけ」ではないんです。

しかも漢字3文字なのに、何と読み方は2文字!

何と読むのか早速見ていきましょう。

「馬尾毛」の読み方のヒントは・・・?

それではヒントです。

「馬尾毛」の読み方は、漢字3文字なのに2文字だとお話ししましたが、「馬」はそのまま「ば」と読みます

つまりひらがなで「ば〇」というわけです。

そしてもう1つヒント!

「馬尾毛」は、別の漢字で「馬素」とも書くんですよ。

もう、分かりましたよね?

「馬尾毛」の読み方の答えは・・・

正解は、「ばす」でした!

馬のしっぽの毛である「馬尾毛(ばす)」は、しなやかさが特徴で楽器の弦にしたり織物に使われたりしています

とくに織物は、革製品とは違って動物を殺生することはないのでアニマルフレンドリーな素材としてバッグなどに重宝されているんですって!

高級品ではありますが・・・憧れの逸品ですね。

難読漢字第3問「五倍子」

「五倍子」・・・

そのまま読めば「ごばいし」ですが・・・

正解です!

ただし今回の問題は、「ごばいし」以外の読み方を当ててもらいます。

何と読むのでしょうか?

さっそく見ていきましょう。

「五倍子」の読み方のヒントは・・・?

それではヒントです。

「五倍子」というのは、ヌルデという木の若葉や若木にアブラムシが寄生することでできる虫こぶのことを指す言葉です。

木の枝がそこだけボコッと膨らんでいる部分があったら、それが「五倍子」です!

そんな様子を思い浮かべると、「五倍子」の読み方も想像がつくかもしれません。

さらにヒントです!

「五倍子」を別の漢字で書くと「付子」です。

もう分かりましたよね?

「五倍子」の読み方の答えは・・・

正解は、「ふし」でした!

「五倍子(ふし)」の大きさは、長さ約8㎝で、幅は1㎝~6㎝程度まで大きくなるんだそうです。

この「五倍子(ふし)」はアブラムシが寄生してできる虫こぶですが、中に「タンニン」を多量に含んでいるんですって。

このタンニンは、インクや顔料に使われています。

さらに古くは、お歯黒に使われていたというから驚きですね!

昔の人はなぜこの「五倍子(ふし)」の中を見てみたのでしょう。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!