今日の難読漢字は
「急度」
「可成」
「八方」
以上、3問です!
さあ、挑戦してみてください。
目次
1つ目は「急度」
「急度」って何て読むかわかりますか?
(きゅうど)ではありません。
(きゅうたび)でもありません。
この言葉を聞くと、映画「リング」を連想してしまいます。
「〇〇〇来る~」
というフレーズが有名ですね。
さて、一体何と読むのでしょうか?
「急度」の読み方のヒントは?
意味は「必ず」「確かに」です。
確実に、間違いなくなどの確信を表します。
他にも、希望や期待という意味もあります。
「〇〇〇幸せになります」
「〇〇〇夢を叶えることができるはず」
などです。
さあ、何と読むか分かりましたか?
「急度」の読み方、正解は……
正解は……
「きっと」
です。
「屹度」とも書きます。
映画「リング」の「きっと来る~」も有名ですが、
山下達郎のが楽曲「クリスマス・イブ」の「きっと君は来ない~」も誰もが知っている歌詞ではないでしょうか。
「クリスマス・イブ」は2015年の時点でオリコンチャートに30年連続でトップ100入りを果たした息の長い名曲です。
「日本のシングルチャートに、連続で最も長くチャートインした曲」としてギネスに認定されています。
現在でも、クリスマスの定番ソングです。
今年もどこかで耳にするのではないでしょうか。
2つ目は「可成」
「可成」って何て読むかわかりますか?
(かせい)ではありません!
「わりと」「ある程度」を意味する場合、
(かなり)と読むこともできますが、
今回はもう一つの読み方を考えてみてください。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「可成」の読み方のヒントは?
ひらがなで4文字です。
「〇〇〇〇」
「可能な限り」という意味を表しています。
例文を2つ挙げますね。
- 可成早く行きます
- 可成出席します
さあ、何と読むか分かりましたか?
「可成」の読み方、正解は……
正解は……
「なるべく」
です。
なるべくと似たような意味の言葉に「できるだけ」があります。
少しだけ、意味が違うようです。
「なるべく」は「状況や成り行きに応じて可能な限り」といった、
自分以外の要因を加味している場合に使われます。
しかし「できるだけ」を使う場合は、
「力の及ぶ限り」という、自分自身が努力して「可能な限り」という意味で使います。
「なるべく」の方が若干消極的な意味で使われる言葉のようです。
ビジネスシーンでは「できるだけ」を使った方が好印象を持ってもらえるかもしれません。
少しの違いですが、自分の気持ちの持ち方が違いますので、使い分けられるといいですね。
3つ目は「八方」
「八方」って何て読むかわかりますか?
(はっぽう)とも読みますが、今回はもう一つの読み方を答えてください。
「あらゆる方向」という意味で使われる漢字です。
「八面」と書いても、同じ読み方をしますよ!
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「八方」の読み方のヒントは?
ひらがなで書くと2文字です。「〇〇」
四方と書いて(よも)と読みます。
四方八方だと、(よも〇〇)です。
さあ、何と読むか分かりましたか?
「八方」の読み方、正解は……
正解は……
「やも」
です。
「八重」(やえ)や「八百屋」(やおや)などは「八」を(や)と読みますよね。
「八方」(やも)の意味は、八つの方向のことです。
四方の場合は「東・西・南・北」を表しています。
この四つの方角に「北東・北西・南東・南西」を加えたものが八方です。
「八方美人」(はっぽうびじん)の「八方」はどの方角から見てもという意味になります。
つまり、どの方向から見ても美しい人という意味です。
しかし、これが転じて誰からも好かれるために愛想よく振舞っている人という意味の言葉になりました。
「八方塞がり」も、どの方角にも逃げ道がないことを表しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。