今回の難読漢字は「炊ぐ」「喟」「天赦日」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「炊ぐ」
「炊ぐ」
これ、何と読むかわかりますか?
漢字はとてもよく見かけますよね。
でも送り仮名の様子がおかしいような…?
さあ、あなたは何と読みましたか?
「炊ぐ」読み方のヒント!
「炊ぐ」を「たぐ」と読んでしまった方!
不正解です!!
たしかに「炊く」だと「たく」と読むのですが、今回の漢字は「炊ぐ」。
ヒントは「〇〇ぐ」。
〇〇に当てはまる文字を考えてみましょう…
さて、読めたでしょうか?
「炊ぐ」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「かしぐ」
です!
「炊ぐ」とは、
「米や麦を煮たり蒸したりしてごはんを作ること」を表す言葉です。
意味としては「炊く」と同じ!
なぜ読み方が「炊ぐ」になったかというと、
米や麦を加熱することを、古語では「かしく」と言ったからなんです。
ちなみに慣用句として「米を数えて炊ぐ」という言葉があります。
これは「米を一粒ひと粒勘定をして炊く人」を表しています。
つまり、つまらないことを細かく気にしている人や、
物を惜しむケチな人のことを表した言葉なんです。
「先輩なのに1円単位で割り勘なんて、米を数えて炊ぐような人だ。」
なんて使い方ができますよ。
一見簡単なのに、実は読み方が変わっている「炊ぐ」。
スマートに読めるようになりましょう!
2問目はこの漢字!「喟」
ストレスでキリキリ傷んだり食べ過ぎでもたれたり・・・
「胃(い)」は体の臓器の中でも、日常的に存在を感じやすい臓器の1つではないでしょうか?
そんな胃に「口へん」がついた「喟」も、体の臓器の1つのような印象を受けます。
何と読むのか?
臓器の1つなのか?
考えていきましょう!
「喟」の読み方のヒントは・・・?
それでは、ヒントです!
1つ目のヒントは、体の臓器かどうかということです。
「喟」はずばり、体の臓器ではありません!
2つ目のヒントは、「喟く」の読み方です。
「喟く」と書いて、「なげく」と読みます!
「喟く(なげく)」ような気持ちの時に口から出る息のことを何といいますか・・・?
「喟」の読み方の答えは・・・
正解は、「ためいき」でした!
「喟」の漢字の意味は、「はぁ」と口から出る息の事。
溜め息の声を表す擬声語です。
形成文字であり、「胃」という漢字に意味はないんだそうですよ。
何とこの漢字、漢字検定1級レベルの文字なんです!
「慷喟(こうき)」と書いて、嘆き溜め息が出ること。
「喟喟(きき)」と書いて溜め息がでることを表します。
「口」と「胃」で「ためいき」。
覚えてしまえば簡単ですよね!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
最後はこの漢字!「天赦日」
「天赦日」と書いて、なんと読むか分かりますか?
大吉よりも縁起のいい日で、天赦日に始めたことは何でも上手くいくといわれています。
「一粒万倍日」(いちりゅうまんばいび)と重なれば、更に良いといわれており、
会社を始めたり、お財布の使い始め、宝くじの購入する日などに向いています。
さて、「天赦日」と書いてなんと読むでしょうか?
「天赦日」読み方のヒントは?
「天赦日」は、世の中の全ての神が天に昇り、天が人々の罪を赦す日とされ、最上の大吉日です。
一年に何度かあり、一粒万倍日と重なる日がさらに縁起がいいといわれています。
ふたつの縁起が重なり、効果も倍以上なんだとか。
反対に人に借りを作ったり、借金したり、会社を辞めたり、流れをせき止めるような言動をすると、苦労が何万倍になって返って来るといわれているので言動に注意したい日でもあります。
前向きに幸せな気分で居れば問題ありません。
「天赦日」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇〇」です。
天に、容赦の「赦」に、日でなんと読みますか?
さて、もうわかりましたか?
「天赦日」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「てんしゃにち」
です!
また、(てんしゃび)と読んでも正解です。
ぜひ覚えておきましょう。