今日の難解漢字は
「幇間」
「砕石」
「薯蕷芋」
「琺瑯鍋」
「終夜」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「幇間」です!
- 2 「幇間」の読み方のヒントは・・・?
- 3 「幇間」の読み方の答えは・・・
- 4 2つ目の漢字は「砕石」です!
- 5 「砕石」読み方のヒントは?
- 6 「砕石」読み方のもうひとつのヒントは?
- 7 「砕石」の読み方、正解は・・・
- 8 3つ目の漢字は「薯蕷芋」です!
- 9 「薯蕷芋」読み方のヒントは?
- 10 「薯蕷芋」読み方のもうひとつのヒントは?
- 11 「薯蕷芋」の読み方、正解は・・・
- 12 4つ目の漢字は「琺瑯鍋」です!
- 13 「琺瑯鍋」の読み方のヒントはこちら
- 14 「琺瑯鍋」の読み方!正解は!?
- 15 5つ目の漢字は「終夜」です!
- 16 「終夜」読み方のヒント!
- 17 「終夜」の読み方、正解は…
- 18 まとめ
1つ目の漢字は「幇間」です!
「幇間」って、見慣れない漢字ですよね。
「ふうかん」?「ふうま」?
残念ながら、どれも間違いです。
日本に現在、数名しかいない絶滅寸前の職業を表している漢字なのですが。。。
何と読むのか、さっそく見ていきましょう!
「幇間」の読み方のヒントは・・・?
それでは、「幇間」がどんな仕事かをヒントにします!
- 落語や舞踊と並ぶ、日本の伝統芸能の1つです。
- お座敷で芸者や舞妓を助けながら場を盛り上げる仕事です。
- 俗称、「太鼓持ち」とも呼ばれますが「幇間」が正式名称です。
読み方はひらがなで「〇〇かん」の4文字です。
さあ、分かりましたか?
「幇間」の読み方の答えは・・・
正解は、「ほうかん」でした!
「幇間(ほうかん)」は芸者や舞妓とともに宴席に出て、客の遊びに興を添える職業の事です。
三味線や歌、軽快な話芸や滑稽な踊りなどで客を笑わせます。
その歴史は古く、元禄の時代には幇間(ほうかん)を専業とする者が現われていたと言われています。
「幇(ほう)」には「助ける」と言う意味があり、「間(かん)」は「人と人との間」と言う意味、つまり「幇間(ほうかん)」は「人間関係を助ける」という意味があるのです。
俗称として「太鼓持ち」とも呼ばれます。
「太鼓持ち」と言うと偉い人にへつらって持ち上げる者と言う意味があり、あまり良いイメージではありません。
ところが実際の「幇間(ほうかん)」は、現在日本に数名しかいない、体験貴重な職業なのです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
2つ目の漢字は「砕石」です!
「砕石」と書いて、なんと読むか分かりますか?
石を砕いたものというイメージで正解です!
実は生活の中にもよく使われており、庭や駐車場に使っているという家庭も多いでしょう。
さて、「砕石」はなんと読むでしょうか?
「砕石」読み方のヒントは?
まず、よく形状が似ている「砂利」(じゃり)と「砕石」の違いは、
砂利は自然にできた小さな石の塊であることに対して、
砕石は、大きな岩を粉砕機を使って砕いたものです。
砂利は角が無く丸いのに対して、砕石はごつごつしているのが特徴です。
庭や駐車場に置くことにより、雑草が生えることを防ぐなどの役割があります。
さて、読み方ですが、
「砕」の漢字は(くだく)と読むだけでなく、「砕片」「粉砕」など他の読み方もできます。
「石」の読み方も、(いし)だけではありませんよね?
「砕石」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「砕石」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「さいせき」
です!
「砕片」(さいへん)は砕けたかけらの事で、「粉砕」(さいふん)は粉々になるまで打ち砕くことです!
ぜひ、一緒に覚えておきましょう。
3つ目の漢字は「薯蕷芋」です!
「薯蕷芋」読み方のヒントは?
「薯蕷芋」読み方のもうひとつのヒントは?
「薯蕷芋」の読み方、正解は・・・
4つ目の漢字は「琺瑯鍋」です!
「琺瑯鍋」の読み方をご存じでしょうか?
「瑯」の字は「郷」に似ていますが「ほうきょうなべ」と読むのは間違いです。
鍋の種類には違いなさそうですが…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「琺瑯鍋」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇〇」の6文字です
- 鉄やアルミにガラス質を焼き付けた鍋のこと
- ポトフなどの煮込み料理が美味しくできます
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「琺瑯鍋」の読み方!正解は!?
正解は「ホーローなべ」です!
「琺瑯鍋(ホーローなべ)」とは、鉄やアルミなどの金属にガラス質のうわぐすりをコーティングした鍋のこと。
見た目がきれいで、かわいいデザインやおしゃれなものがたくさんあります。
また、ホーロー鍋は保温性が高いため、煮込み料理のようにじっくりコトコト作る料理におすすめです。
ただし、ガラス質でおおわれているため割れやすいのが難点。
うっかり落とすと、ひびが入ったり割れたりしてしまう場合があるので、注意が必要です。
5つ目の漢字は「終夜」です!
「終夜」
これ、何と読むかわかりますか?
「え、簡単じゃん!」と思った方、ちょっとお待ちを。
実はその読み方以外にも、読み方があるとしたら……?
さあ、あなたは何と読みましたか?
「終夜」読み方のヒント!
「終夜」は、普通に読むと「しゅうや」。
この読み方も、もちろん正解です!
ただし今回紹介する読み方は、もっと特殊な読み方。
この言葉を知っていると、なんだかちょっとオシャレでインテリな印象です(笑)。
ヒントは5文字!
さて、あなたは何と読みましたか?
「終夜」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「よもすがら」
です!
「終夜」は、
「夜通し」「一晩中」という意味の言葉です!
読み方は「しゅうや」と「よもすがら」の2つがありますが、
どちらも意味は同じです。
では「よもすがら」はどんな場面で使われるのでしょうか。
主に使われるのは、小説や俳句、短歌など。
「夜もすがら」と表記されることが多いですよ。
「終夜」は当て字に近く、かしこまった文章ではあまり使われません。
「よもすがら」の対義語は「ひねもす」「ひもすがら」。
こちらは「終日」と書くので、当て字まで対になっているのが面白いですよね!
普段は使わなくても、知っているとかっこいい「終夜」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!