今回のお題は「青玉」「不定愁訴」「灼たか」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「青玉」
「青玉」・・・その名の通り、「青い玉」のこと?
そうとしか思えないこの漢字ですが、実はある宝石を表す漢字なんですよ。
何と読むのか?
どんな宝石なのか?
さっそく見ていきましょう!
「青玉」の読み方のヒントは・・・?
「青玉」は、「せいぎょく」とも読むある宝石の名前です。
その宝石のヒントです!
- 9月の誕生石です。
- 神からモーゼが与えられた十戒はこの石に刻まれていたという言い伝えがあり、神聖な石として知られています。
- その名の通り、青い色が美しい宝石です。
- ダイヤモンド、ルビー、エメラルド、アレキサンドライトと合わせて「五大宝石」と称されています。
とてもメジャーな宝石のようですね。
青い宝石というのが大ヒントですよ!
「青玉」の読み方の答えは・・・
正解は、「サファイア」でした!
サファイアは、「青色」を表すラテン語「sapphirus」やギリシャ語「sappherios」に由来しています。
深い青色が美しく、王族や聖職者の着る式服の装飾にも使われてきた歴史のあるサファイア。
「青玉」と書かれるくらい青色のイメージが強いですが、実は紫やピンク、オレンジや黄色、緑色などカラーバリエーションは多彩です。
そして青色以外のサファイアは「ファンシーサファイア」と呼ばれています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
2問目はこの漢字!「不定愁訴」
「不定愁訴」と書いて、なんと読むか分かりますか?
小説や新聞、テレビのテロップなどでよく見かける漢字だと思いますが、
なんとなく意味はわかるけど、実際に読むとなると読めますでしょうか?
不安定な感じという意味で合っていますよ!
さて、「不定愁訴」と書いてなんと読むでしょうか?
「不定愁訴」読み方のヒントは?
一昔前は、なんだか調子が悪い事に対して、なんでも「自律神経の乱れ」というなんだかよく分からない言葉で済ませていましたが、
最近では「不定愁訴」と言われています。
「不定愁訴」も「自律神経の乱れ」であることには間違いありません。
原因は
- ストレス
- 寝不足
- ホルモンバランス
- 肩こり
- 頭痛
などなど。
全体的にスッキリ過ごせる日が少なくなってくれば、「不定愁訴」かもしれません。
ひとつ不調が出れば、いつまでも不快感に包まれて調子が悪い日々が続きますよね。
モヤモヤした気持ちや「不定愁訴」を吹き飛ばすには、宝くじに当たるしかないのかもしれません。
「不定愁訴」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「不定愁訴」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ふていしゅうそ」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「灼たか」
「灼たか」の読み方をご存じですか?
「灼」は「灼熱」という熟語があるので「しゃくたか」?残念ながら違います。
それでは、何と読むのでしょうか?
「灼たか」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「あ○たか」の4文字
- 「灼」には「やく」という意味のほかに「あきらか」という意味があります
- 「霊験(れいげん)灼たか」という使い方を見ることが多いです
以上の3つのヒントから考えてみてください。
「灼たか」の読み方、正解は・・・
正解は
「あらたか」
です!
「灼たか」は「(効果が)著しく現れること」という意味がある形容動詞です。
ヒントにも書いたように「霊験灼たか」という表現で多く使われますが、「灼たか」自体は宗教関係の言葉ではなく、例えば薬がよく効いた、という時にも使われることがあります。
「霊験」は「神仏に祈ることにより得られる、人知を超えた不思議なしるし」のことで、「霊験灼たか」な場所はいわゆる「パワースポット」や「神社仏閣」のことを指すことが多いです。特に受験シーズンになると、受験合格や学力向上の霊験灼たかな神様がまつられている神社などが注目を浴びていますね。
成就したい願い事があるときは、是非「灼たか」の読み方を思い出して、霊験灼たかなスポットにお参りしてみてください。