今日の難解漢字は
「戉」
「房房」
「鶴寿千歳」
「妖姫」
「焙る」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「戉」です!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/08/komori-20220828-07.png)
「戉」と書いて、なんと読むか分かりますか? なんと(いぬ)ではないのです! さあ、なんと読むでしょう?
「戉」読み方のヒントは?
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。 ある道具の名前です。普段の生活で使うこともかなり少ないかと思います。 何か思い当たるものはあるでしょうか?
「戉」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「ま」です。 この道具、ある童話の人物が持っているということで認知度は高いのですが、 何より実物を見ることはほとんどありません。 仮に見たとしても、別の名前で呼んでしまうかも? これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「戉」の読み方、正解は・・・
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
正解は・・・
「まさかり」
です!
金太郎が担いでいるでおなじみですね。 まさかりは木を切り倒すために使用する道具です。 斧との違いは、木を切り倒すという目的のため、斧よりも ひと回り大きいのが特徴です。 まさかりといえば、もうひとつ有名なのが、村田兆治さんですね。 村田兆治さんは1967年にドラフト1位でプロ入りしてから、 20年以上もピッチャーとして活躍された伝説的な選手です。 長身の体を目一杯使い、右腕を高く振り下ろす独特でダイナミックな投球フォームは 「マサカリ投法」と呼ばれ、村田選手の代名詞となりました。
2つ目の漢字は「房房」です!
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「房房」
これ、何と読むかわかりますか?
「房」自体はよく見るものの、
2つ続くと途端に見慣れないですよね。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「房房」読み方のヒント!
「房房」は、人によってはすぐに読めてしまうかも?
というのも、特殊な読み方をするわけではないのです。
ちなみに「厨房」などで使われるため「ぼうぼう」と読んでしまうかも?
こちらは間違いなのですが……なんだか意味は似ているのが不思議です(笑)
さて、あなたは何と読みましたか?
「房房」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「ふさふさ」
です!
「房房」は、
「たくさん集まって垂れ下がっている」という意味の言葉です!
「房房とした髪」などの例文で使われる言葉。
一般的には「フサフサ」とカタカナで書かれることが多いですよね!
「房」の漢字自体に「ふさ」という読み方があり、
ぶどうを数える時の単位として使われます。
「房」には「糸を束ねて、先端を散らし垂らしたもの」や
「花や実が群がって垂れている」という意味があるんです。
「房房」は2つ重ねることで意味が強調されているのがわかりますね。
何気なく使う言葉にも、意外な漢字がついているかも?
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
3つ目の漢字は「鶴寿千歳」です!
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本日の難読漢字クイズは「鶴寿千歳」です。
「つるじゅちとせ」とは読みません…
あなたは何と読みますか?
「鶴寿千歳」の読み方のヒントは?
1.「鶴寿千歳」をひらがなにすると「〇〇〇ゅ〇〇〇〇」になります。
2.「鶴寿千歳」と似た四文字熟語には、「延年益寿」「老当益壮」「千秋万歳」などがあります。
3.「鶴寿千歳」は、初春歌舞伎でお馴染みの演目です。
4.「敬老の日なので、花束に鶴寿千歳と書いたメッセージカードを添えた」のように使います。
正解は…
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正解は「かくじゅせんざい」でした!
「鶴寿千歳」は、長寿を祝う言葉です。
鶴は千年生き続けるという言い伝えにちなんでいます。
「鶴」の音読みは「カク」、訓読みは「つる」。
「寿」の音読みは「ジュ」「ス」、訓読みは「ことぶき」「とし」「寿しい(ひさしい)」です。
「千歳」は、昔から「鶴は千年、亀は万年」にちなんだ縁起のいい言葉として知られてきました。長い年月をあらわします。
「鶴寿千歳」に亀は出てきませんが、「亀鶴之寿(きかくのじゅ)」という四文字熟語もありますよ!
「鶴寿千歳」は中国の思想書「淮南子」が由来と考えられています。
「鶴寿千歳」を年賀状に書く場合は、部署宛ではなく個人宛がふさわしいでしょう。
4つ目の漢字は「妖姫」です!
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「妖姫」と書いて、なんと読むか分かりますか?
妖怪(ようかい)の姫(ひめ)と書きますが、妖怪の姫のことではありません。
もちろん(ようひめ)とも読みません。
さて、「妖姫」と書いてなんと読むでしょうか?
「妖姫」読み方のヒントは?
「妖姫」は、艶めかしく美しい姫、妖艶(ようえん)な女性、妖気が漂う美女のことです。
美しい女性という意味ですが、陰のある美しさや、なにか罠がありそうなイメージも一緒に付きまといます。
美しい妖気に誘われてうっかりついて行ってしまえば、もう戻ってこれないかもしれませんね。
ちなみに妖気は、あやしく普通でない気配や、不吉なことが起こりそうな気味悪い雰囲気という意味なので、「妖気漂う屋敷」などと使われており、もっとわかりやすくいえば「妖怪アンテナ」でしょうか。
読み方としては簡単ではないでしょうか?
「妖姫」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「妖姫」の読み方、正解は・・・
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/09/question-mark-3839456_640-1.jpg)
正解は・・・
「ようき」
です!
妖姫=陰のある美しい女性
妖気=怪しい気配
どちらも同じ読み方なので、使い方に気を付けましょう。
5つ目の漢字は「焙る」です!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2023/03/aburu.png)
「焙る」って何て読むかわかりますか?
(いる)ではありません。
「焙煎」(ばいせん)
「焙烙焼」(ほうろくやき)
という熟語に用いられています。
さて、何と読むのでしょうか?
「焙る」の読み方のヒントは?
- 平仮名で書くと”〇〇る”です。
- 火に当てて温めたり、乾かしたりするという意味です。
さあ、何と読むか分かりましたか?
「焙る」の読み方、正解は……
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/12/tibiru-seikai.jpg)
正解は……
「あぶる」
です。
「海苔を焙る」(のりをあぶる)
「コーヒー豆を焙る」(コーヒー豆をあぶる)
などで使われる漢字です。
似たような意味の漢字に「炙る」(あぶる)があります。
どちらも「火があたるかあたらないかくらいに物を近づけて温める」という意味で使われることが多いです。
しかし、少しだけ違いがあります。
「焙る」(あぶる)は「湿気を取る」という意味合いが強いです。
「炙る」は「軽く焼き目をつける」ときに使います。
「魚を炙る」(さかなをあぶる)
「バーナーで炙る」(ばーなーであぶる)
などです。
ちなみに「焙じる」と書くと(ほうじる)と読みます。
「ほうじ茶」は「焙じ茶」と書き、緑茶を焙じて作ります。
自家製ほうじ茶を作ってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!