今日の難解漢字は
「拇」
「靠れる」
「祥雲」
「寸隙」
「挫く」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「拇」です!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/08/komori-20220828-06.png)
「拇」と書いて、なんと読むか分かりますか? なんと(ぼ)以外にも読み方があります! さあ、なんと読むでしょう?
「拇」読み方のヒントは?
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。 体のある部分の名前です。この部分は漢字2文字で表すことが一般的ですが、 この漢字1文字でもその意味になります。 何か思い当たるものはあるでしょうか?
「拇」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「お」です。 手偏の漢字であることから、手に関する言葉となります。 またこの漢字を使った言葉で一番身近なのは、やはり「拇印」でしょうか。 これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「拇」の読み方、正解は・・・
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
正解は・・・
「おやゆび」
です!
親指とも書きますが、印鑑の代わりに拇印で使う指ですね。 おやゆびは「お父さん指」とも言われますが、漢字では手の「母」なのが不思議ですね。 これは医学用語では母指(ぼし)と呼ばれており、この母はお母さんというよりは、 すべての基本や大元といった意味で使われています。 数学でいうと母数とか分母とかにあたりますね。 医学用語で他の指は、人差し指から順に示指(じし)、中指(ちゅうし)、環指(かんし)、小指(しょうし) というそうです。 薬指の環指は、指輪をするからこの名前になったかと思うと、医学用語も意外とロマンチックですね。
2つ目の漢字は「靠れる」です!
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「靠れる」
これ、何と読むかわかりますか?
さあ、あなたは何と読みましたか?
「靠れる」読み方のヒント!
「靠れる」は、「こんな漢字あるの!?」という見た目ですよね(笑)
何だか罪の告白でもしそうな雰囲気……
ところが読み方はとっても馴染みのある言葉!
もちろん罪の告白はしません!
ヒントは「イスに靠れる」「壁に靠れる」なんて使いますよ。
さて、あなたは何と読みましたか?
「靠れる」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「もたれる」
です!
「靠れる」は、
「他のものに寄りかかる状態」という意味の言葉です!
「イスにもたれる」や「壁にもたれる」なんて、誰しもやっている行為ですよね。
またこの他にも「食べたものが消化されず、胃に負担がかかる」ことにも使われます。
そう!あの「胃もたれ」の「もたれ」は「靠れる」なのです!
この「靠」という漢字自体に「よりかかる」という意味があるため、
訓読みも「よりかかる」という意味の「もたれる」になったのだと推測できます。
ちなみに「もたれる」は「凭れる」と書かれる場合もあります。
こちらもあわせて覚えておきましょう!
普段の何気ない動作にも、こんな漢字があるなんて発見ですよね!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
3つ目の漢字は「祥雲」です!
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「祥雲」を何と読みますか?
新しい年にふさわしいものです!
早速ヒントを見てみましょう。
「祥雲」の読み方のヒントは?
1.「祥雲」をひらがなにすると「〇ょ〇〇〇」になります。
2.老舗の料亭や宿の掛け軸は、新年を迎えると「祥雲」になることが多いです。
3.『龍は帝王の欲望を象徴してゐる。權力の祥雲に乘つて居ながら、』萩原朔太郎「宿命・龍」より引用
4.「祥雲」を英訳すると「auspicious cloud」になります。
正解は…
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正解は「しょううん」でした!
「祥雲」とは、雲が太陽光で色とりどりに彩られること。
晴れた日の雲が虹色に光る様子、あなたも見たことがあるのではないでしょうか?
「祥雲」は他に、瑞雲・彩雲・慶雲・景雲とも呼ばれ、おめでたいことの前触れ、吉兆と考えられています。
「祥」の音読みは「ショウ」、訓読みは「祥い(さいわい)」「さち」「祥し(きざし)」。
「雲」の音読みは「ウン」、訓読みは「くも」です。
清水焼・祥雲窯とは?
京都には清水焼の名手である浅見家を中心とした有名な陶芸家集団「祥雲窯」があります。
150年以上の歴史を持つ「祥雲窯」では、浅見家の伝統芸「白盛」「三島手」「刷毛目」などの技法を生かした焼き物が作られています。
4つ目の漢字は「寸隙」です!
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「寸隙」と書いて、なんと読むか分かりますか?
「寸」は約3.03㎝のことなので、わずかな隙というイメージで合っています!
そして読み方も一寸、二寸の(すん)です!
でも(すんすき)とも(すんしょう)とも読みません。
さて、「寸隙」と書いてなんと読むでしょうか?
「寸隙」読み方のヒントは?
「寸隙」は、僅かの暇、僅かな隙、僅かな隙間という意味です。
僅かな隙をつくことを「寸隙をつく」なんていいますよね。
スポーツ中継などで「寸隙を狙った攻撃」というリポーターの言葉を、聞いたことがありませんか?
寸隙をつくことができれば、きっと見事な結果に結びつくでしょう。
この場合の寸隙は僅かな隙、僅かな隙間のことですね。
「寸隙も取れないほど忙しい」というのは、暇、時間のことを指しています。
「寸隙」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「寸隙」の読み方、正解は・・・
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/10/shushoritu-seikai.jpg)
正解は・・・
「すんげき」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
5つ目の漢字は「挫く」です!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2023/03/kujiku.png)
「挫く」って何て読むかわかりますか?
「座る」(すわる)という字に似ていますが……。
「捻挫」(ねんざ)
「挫折」(ざせつ)
という熟語に用いられています。
さて、何と読むのでしょうか?
「挫く」の読み方のヒントは?
- 平仮名で書くと”〇〇く”です。
- 強い力がかかって、骨や関節を痛めたときに使います。
- 勢いをそいで弱体化させるという意味もあります。
さあ、何と読むか分かりましたか?
「挫く」の読み方、正解は……
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/12/mamireru-seikai.jpg)
正解は……
「くじく」
です。
「足を挫く」(あしをくじく)
「出鼻を挫く」(でばなをくじく)
などで使われる漢字です。
他にも
「弱きを助け強きを挫く」
という言葉があります。
「弱いものを助けて、強いものを懲らしめる」という意味です。
しかし、この言葉には善悪の区別はありません。
弱いものが正義ではない場合にも使われます。
ヒーローものでは弱いものを助ける正義の味方がお約束ですよね。
昔からテレビでは戦隊もの、仮面ライダーシリーズ、ウルトラマンシリーズ、プリキュアシリーズなど数々の正義の味方が活躍してきました。
あなたにとってのヒーローは誰ですか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!