今日の難読漢字は
「美作」
「耶路撒冷」
「勁草」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「美作」!
「美作」は、どちらもよく使う漢字ですよね。
その読み方から「びさく」「みさく」と読む方が多いかも。
実はどちらも間違いです!
実際は4文字の読み方をします。
この漢字の市もあるので、分かる方はすぐわかったかもしれません。
さて、あなたは何と読みましたか?
「美作」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「みまさか」
です!
「美作」は、
「旧国名のひとつで、現在の岡山県の北東部」の地名です!
現在でも岡山県には美作市が存在し、
兵庫県および鳥取県と県境を接する温泉地として知られています。
ちなみに筆者は、美作国も美作市も知らなかったのですが
すんなり読むことができたんです。
その理由は『金田一少年の事件簿』という漫画の中で、
美作という名字の人物が登場したから!
漫画の人物は特徴的な名前も多いので、漢字の勉強にもなりますよね。
読み方を知っていれば、さまざまな場面で役に立つのが漢字の良さ。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「耶路撒冷」!
「耶路撒冷」は、普通に読むと「やじさんれい」と読めますよね。
もちろんそんな読み方はありません!
実はこれ、とある海外の都市名の当て字なんです!
世界的にもかなり有名な都市で、さまざまな聖地でもあるのですが……
さて、あなたは何と読みましたか?
「耶路撒冷」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「エルサレム」
です!
「耶路撒冷」は、
「イスラエルの首都の名前」です!
エルサレムは世界最古の都市の一つ。
そしてユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖地としても知られています。
世界最古の都市だけあって、世界史で学んだ出来事が多く起きた場所でもあります。
バビロン捕囚やイエスキリストの処刑、十字軍運動、オスマン帝国の終焉など……
さまざまな激動の歴史を持っています。
ちなみにエルサレムの街は、東京23区と同じくらいの面積なのだとか。
現在は世界各国の企業が拠点としている街なので、
目覚ましい発展を遂げ得ている場所でもありますよ。
国や地名の漢字は難しいものが多いですが、そのぶん読めるとかっこいいもの!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後の難読漢字は「勁草」!
「勁草」は、「勁」の文字が難しいですよね。
漢字検定1級相当の文字なので、かなりの難しい漢字です。
ただ、この言葉自体は聞いたことがある方もいるはず。
直木賞作家の作品で、映画化も決定している作品のタイトルが『勁草』なんです!
さて、あなたは何と読みましたか?
「勁草」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「けいそう」
です!
「勁草」は、
「風や雪などに負けない強い草」という意味の言葉です!
また、この意味が転じて「思想や節操の堅固なことや人」の例えとしても使われます。
「失敗や苦い想いをしてきた人ほど強くなる」という意味の故事
「疾風に勁草を知る」にも使われていますよ。
先に述べた小説『勁草』は、直木賞作家の黒川博行氏の作品。
9月には同作を原作とした映画『BAD LANDS』が公開されます。
安藤サクラさんと山田涼介さんのW主演で注目を集めていますよ。
難しい漢字でも、話題作となれば多くの場面で目にします。
ルビがなくてもスムーズに読めれば、それだけで知的な印象になりますよね。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
どの漢字も、覚えておけば使いこなせます。
ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!